カップルの解剖学の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『カップルの解剖学』に投稿された感想・評価

シンプルだけど、映画でやる意味が確実にあるという気がしてよかった。
牛
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フランスで人工妊娠中絶が合法化されたのは1975年ということだから、描写としても、映画のメタ構造のレベルでも先駆性というか実験精神を感じはするが、先駆的と言っても70年代にしては価値観が進歩的という…

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特にリュック・ムレに対して面白いとも思わない。フェミニズム、セックスにおける男性の制圧的な態度への反発が、中途半端に描かれる。ムレのセックスが映画の演出上しょうがないのかもしれないけれど、挿入だけな…

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リュック・ムレ、ホドロフスキー好きなのね。色々と仕掛けてはいるけど、ふーんっ感じ。終盤の映画製作側まで裏返して見せるメタも『ホーリー・マウンテン』からかもね。
自宅の抽象性とかまあ凄いんだけど、ムレがすでに脱いでいるのがはなっから記号に埋没するのを狙いにいっててB級映画の悪用だと感じた。
Jemand
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女性の性の解放に意識を向け始めた彼女と、彼氏のやり取りが延々続く。
急にヌードが出てきてびっくりするが、淡々と進んでいく。

フランス陣って自分の考えを言語化するのがうまいと思う。

時々ギャグを交…

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@日仏学院
知られざるヌーヴェル・ヴァーグ、リュック・ムレ特集
chsy
4.0

監督自身の抱える問題を映像にしてしまった。
自ら出演、ドキュメンタリータッチの作品。

少し前に観た『ウォークスリープ ウイズ ミー』を思い出した。
そこでは、自身のトラブルや悩みを披露してしまうこ…

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sonozy
4.0

リュック・ムレと妻のアントニエッタ・ピゾルノとの共同監督作で、1970年代の女性解放運動に影響を受けた夫妻の性的・感情的な関係を赤裸々に描いた実験的な作品とのこと。

経済的に困窮している映画監督と…

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3.0
1時間半がものすごく長く感じられる。ただの痴話喧嘩を延々見せられる、みたいな映画。(個人的に嫌いではないけど、おもしろくはない)

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