H storyの作品情報・感想・評価

H story2001年製作の映画)

H STORY

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

3.6

あらすじ

『H story』に投稿された感想・評価

『ヒロシマモナムール』をそっくりそのままリメイクしようという無茶を通そうとして、やっぱり出てくる難しさがあるということを描くことで、当事者ではない我々がヒロシマを語ることができるのか、いやできない、…

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ペドロ・コスタとの対談で、監督は演じること自体も含めてベアトリスを撮ろうとしたと語っていた。
確かに、前半は川辺のシーン以外は、撮影前後のベアトリスの顔を追い続ける。

監督は、『ヒロシマ〜』におい…

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煙
4.0

キャロリーヌ・シャンプティエ。浴衣、ビール、カフェ、夜の広島の徘徊、など『ヒロシマ・モナムール』といっしょ。ドキュメンタリーの緊張感。シャンプティエとベアトリス・ダルの言い合い。馬野裕朗の家での密会…

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文字
-

記憶の不在を引き受けることを選んだ映画だろうか。まともに「物語」を紡ぐことを拒むその構造に対し、困惑と同時にある種の解放感も覚えた。映画が「作られること」「語られること」そのものを主題化する様に触れ…

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ヒロシマ・モナムールを見てないのでなんとも。無音演出がそれほど効果的とは思わなかった。長回しも微妙。ペドロ・コスタは褒めていた。日本では出てないのに、ポルトガルでは出ているDVD。
3.6

◎ ヒロシマモナムールのリメイク作とその風景
エマヌエル・リヴァとは正反対の雰囲気があるベアトリス・ダル
ペドロ・コスタ監督が自身のInnervision展でセレクトした作品。
諏訪監督との対談でい…

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原爆ドームの中から、外の2人を撮ること、パンして、原爆ドームの中から現在の街を写すこと
shuki
-

久々に、このレベルの撮影と編集を観て充てられた。映画のポテンシャルを思い出させてくれた。これからも映画を観たいと思えた。

ペドロ・コスタの人間としての大きさと、サインをもらいに行く自分の卑屈さを客…

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omochi
-
我々はいかにヒロシマを語ることができ、またその過程でどれだけのものを取りこぼしてしまうのか。その途方もない思索。

古田新太の言うとおり、「監督の言うとおり出来ない役者は下手」なのかもしれない。
しかしそれは、描き方次第で「ただの役者のワガママ」にも「心を作っていく緻密な過程」にも映る。まだフィルムで撮られている…

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