2014年2月 渋谷アップリンクにて鑑賞
ウクライナ、キエフ出身のスヴェトラーナ・ガイヤーは一見普通のお婆ちゃんの様に見えるが、ドストエフスキーの五大長編小説をドイツ語に翻訳し、ドイツのドストエフ…
このレビューはネタバレを含みます
1990年代にドストエフスキーの新約を手がけた事で名を馳せた翻訳家スヴェトラーナ ガイヤーの物語。
撮影当時、84歳で現役の翻訳家として活動していた彼女自身が、自らの生い立ちを語り、思い出の地を…
物静かな映像と、深い色合いの中に、彼女の言葉ひとつひとつが映える作品。彼女がこだわりを抱いて翻訳していく場面が素敵です。彼女の言葉もまた、日本語に翻訳されて私に届いていると思うと、翻訳の尊さと奥深さ…
>>続きを読む低スコアなのは完全に私のせいなのですが、劇映画だと思って劇場に来ました。ドキュメンタリーでした。ライティングがすごくやらせっぽくてドキュメンタリーの雰囲気を壊しているかな、と。彼女の言葉はとても深く…
>>続きを読むDasein ist nicht Ziel von Leben.
テキスタイルを織るように、テクストを織る、とても素敵なおばあちゃんでした。
言葉の細かい部分を大事にする作品だけに、
彼女のニュア…
良かったです。静かに感動しています。彼女の人生の重みを感じながら…
ウクライナ出身ドイツ在住(だった)の翻訳家スヴェトラーナガイヤーの生涯を 彼女自身の言葉で綴るドキュメンタリー映画。
晩年はドスト…
監督はドイツ生まれ、スイス育ち(ドイツ語圏)、両親ともにドイツ系だが名前はロシア語起源のため、小さい頃から自分は誰なのか、何なのか?という問に悩まされていたらしい(とどこかで読んだ)。ドイツ語は85…
>>続きを読む84歳ウクライナ出身の翻訳家の半生。
ドストエフスキーの翻訳を生涯の目的にするのはとても共感できます。彼の作品は登場人物の描写力が半端ない。本当に生きている人間のように感じる。あれだけの人格を書き…
84歳の翻訳家、スヴェトラーナ ガイヤーの半生を追ったドキュメンタリー。
冒頭、私には負い目があるのと答えカメラを一瞥するシーンがある。その姿をみた瞬間、鳥肌がたった。肉体の衰えと引き換えにしか…