このレビューはネタバレを含みます
時間を飛ばしてからの切り返しと画面に残る赤い傘。血や写真集ではなく単に赤いだけの傘がストップモーションの契機となってしまうのが泉じゅんと阿部雅彦との断絶を表す。非倫理的な関係でもなく、倫理的な関係…
>>続きを読む再見したが、改めて男性目線のえろ映画に括られそうだが、石井隆作品は夜、雨、照明どこも特徴的に浮び上がる裸体はアートということで許して欲しい!(だれに!?) 1990年以降の劇場用に複雑にしたストーリ…
>>続きを読む「天使のはらわた」4作目。名美に泉じゅん。村木に阿部雅彦。脚本は原作者の石井隆。監督は本作でにっかつを離れ、ディレクターズ・カンパニーに参加する池田敏春。泉じゅんは過酷なシーンを嫌がりながらも、自身…
>>続きを読む一番最初に見たのは90年代半ば、昔の文芸坐。当時の文芸坐は記憶する限りですが場末感強くてションベン臭え名画座だなって感じだったかな。石井隆特集で、これの他に「赤い縄」と「赤い教室」の赤すぎる3本立て…
>>続きを読む再見。泉じゅんがまんぐり返してこちらを挑発的に見つめる文字通りの「淫画」にソラリゼーション効果……あっポルノだと思わせておいて、次のカットではすわ1940年代のフィルム・ノワールかと見紛うようなバチ…
>>続きを読む勿論、石井隆の原作・脚本によるいつもの名美と村木の話。
ありえねえの連続なのだが、石井隆の極めた世界のお約束の展開なんで、そこは全然、OK!
本作のラストは、後の石井監督自身の作品「赤い眩暈」…
【さむくないかい】
根岸吉太郎と並んで80年代日活ロマンポルノを牽引した池田敏春監督作品。原作、脚本は勿論石井隆。「名美」シリーズの一本。
主演泉じゅんによるショッキングなこたつの中での自慰シー…