「川を挟んではいても、こことあそこは繋がっている。隔てるものは何もない」
その言葉通りに、川向こうのアパートの一室と、それを双眼鏡で覗きみる者の部屋が、まるで小津の正面切り返しのようにその間の距離を…
“ピンクでありピンクでない🏩”
このDVD裏表紙に書いてある言葉通り、黒沢清という作家の本質は、その掴み所の無さ、“不思議ちゃん”感だと思っていて、この長編処女作や次作の『ドレミファ娘~』にはそれ…
このレビューはネタバレを含みます
黒沢清の長編デビュー作。
恋人と日々つまらんセックスをしている明子。ある日、神田川をはさんだ向かい側のマンションの母子が濃厚接触していることを知る。「これはイカン」ということで、友人とともに少年を…
え、期待してなかったけど、これ凄い映画じゃない?
黒沢清、劇場デビュー作でピンク映画。
欲求不満な毎日を送る女が向かいのアパートで母子相姦している親子を発見し、その息子を救いだそうとするコメデ…
どこまで映画は無意味であり続けられるか。ぼくはもう性行為以外なにもしたくない。下っ腹は重力によって垂れ下がり、ベッドから転げ落ちたむきだしの身体は床にぶつかり落下をやめる。また落ちていくために高いと…
>>続きを読む黒沢清長編デビュー作。いやー楽しい。
壁一面に敷き詰められたルーズリーフ(大量の映画監督の名前が書かれてるぽい)、階段から転げ落ちる女性2人(超わざとらしい!)、階段の手すりを駆け上がったり駆け降…