青臭さの中にも既に、投げる、階段を転げ落ちる、歌う人を撮る、みたいな黒沢清演出が垣間見えて楽しい。
向かい合う部屋と間に流れる川っていう位置関係が、乗り越える、登り降りる、川を渡るっていう運動を生み…
ゴダール張りの演出で『裏窓』のエッセンスが盛り込まれた支離滅裂なストーリーが繰り出されるカオスなピンク映画。
自由で堕落した雰囲気だが、キャラクターが活き活きとしている。
終盤の長回しの神田川での取…
グダグダなのに謎に活き活きして見えるこの絶妙な空気感はなんなんだろう。記念すべき黒沢清のデビュー作は、最も黒沢清らしくない、なんとも不思議なバランスのコメディピンク映画だった。遊び心溢れる映像表現と…
>>続きを読む名匠のインパクトありすぎる初期作。普通に真っピンク映画だが、ホラーがギャグと紙一重なのと同様エロとギャグも紙一重。グダグダながらテンション高く、不一致な音楽と性行為が次々と押し寄せて最後まで突き進ん…
>>続きを読む27歳の黒沢清が初監督したピンク映画。シスターフッド的なくだらないコメディで面白い。川を挟んで向かい側の部屋に住む浪人生が母親に近親相姦されているのを目撃した女性2人が突撃する話。行為シーンのカット…
>>続きを読むCUREから続けて鑑賞したがちょっと温度差がありすぎた。
黒沢清監督の長編デビュー作。
半分以上女性の裸体が映ってたように思う。まあそりゃピンク映画だからそうか。
コメディとうたっているが、シュ…