キャスト、内容、色合い(モノクロ)、全てにおいて地味で不気味だが、この閉塞感こそがこの映画の象徴なんでしょう。
いつもの通りこの社会事情(韓国軍による島民の虐殺事件)は全く知りませんでしたが、3万…
済州島4.3虐殺事件をテーマに作られたもので、キャストはほとんど監督の知り合いの済州島民である低予算映画であることを感じさせない作り。
あえて笑いも入れてあって、当時の政府、軍隊と市民たちの乖離を感…
このレビューはネタバレを含みます
今から67年前、1948年4月3日に韓国済州島で起きた島民の武装蜂起鎮圧との名目で、韓国警察、軍などが1954年にわたり3万人とも6万人とも言われる島民を赤狩りと称して虐殺した事件を題材にしたモノク…
>>続きを読むなんの知識のなく、吹替えでもないのに片手間に観ていて、初めはいつの映画なのか、なんについて描いているのかまるでわからずに観ていました。
同じ韓国の人たちが何故こんなことに。
暗いトーンの画面に素朴な…
せっかくの題材がわかりにくい。韓国人が韓国人を虐殺するのももう少し歴史的な背景を見せたほうがいいかも。ハンナアーレントを観たあとなのでこの虐殺した側も思考が停止して分別できなくなったんだろうなぁと…
>>続きを読む1948年に、アメリカ統治下の韓国済州島で起きた、韓国軍による島民の虐殺事件を4.3という。この事件の特殊性というのは、長らくこの事件が語られてこなかったことだ。
だから、この事件が映画になっている…
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