白鯨 MOBY DICKの作品情報・感想・評価

「白鯨 MOBY DICK」に投稿された感想・評価

nobu0326

nobu0326の感想・評価

3.1
人間の狂った強欲が神聖なる自然と戦うという無謀な行動へと暴走し、周りの人間を巻き込みどん底へと引きずり込んでいく。昔見た白鯨では最後に船長がモービーディックにロープで巻かれていたシーンは確か手招きをして終わったと思うが本作は逆さになって手招きはなかった。
と

との感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

エイハブに一目置かれるイシュメール
狂気ジジイのせいで労働環境最悪、船員みんな死にかけてる

白鯨と最後の戦い
目の近くに銛が刺さる。縄が絡まってエイハブは白鯨にくくりつけられたまま深海に。人間みたいにギョロギョロした目のモビーディック。ふたりはこのままず~~っと一緒
エイハブの怨念がある種のホラー
Tuka

Tukaの感想・評価

2.5
前作が古すぎるからとにかく更新しとけといわんばかりにつくられたような作品。
KR

KRの感想・評価

3.8
白鯨に取り憑かれている船長エイハブ。聖書に出てくるエイハブ(アハブ)は、暴君の象徴。私は復讐に執念を燃やす、人間の業の象徴のような人物だと捉えたが、逆に様々な人物を取りまとめた英雄的存在と捉える人も少なくないらしい。
私には、エイハブらを一歩引いてみているスターバックこそ、冷静で、神と自然を畏怖し、憐れみ深く命を投げ出すことも厭わない、英雄的人物に描いてあると思うのだが。

イシュメイル(イシュマエル)も聖書の登場人物で、太祖アブラハムの長男だが女奴隷との間の子であったため(浮気ではなく、子宝に恵まれない妻の薦めによる)、その後苛酷な宿命を辿ったが、結果として子孫に豊かに恵まれ、全てのアラブ人の先祖とされている。後に生まれた正妻サラとの子で異母弟であるイサクは、ユダヤ人の先祖とされる。

Japanや類する言葉が登場するが、別に日本海ということではなく、小笠原~釧路~ハワイまでを指す特殊な呼び名らしい。

ラストは悪くないが、ここで予算が尽きたのでは、と思ってしまった。
白鯨の映像化作品はいくつもあるので他のものも観てみたい。
(過去に観たものなので詳細失念
三郎丸

三郎丸の感想・評価

1.5
この作品、前後編で計3時間超えなのですが、余りの長尺であったため、白鯨との闘いの前に
【ワタシの腰痛との闘い】
で見終える頃には全然話が入って来ませんでした…
いくらなんでも長いッス…減点!

ストーリーは、同名小説(ワタシは途中まで読んでポイ捨てです…)が有名ですね。
巨大クジラのモビーディック(白鯨)に取り憑かれたエイハブ船長とその部下たちの悲劇の話です…

船長の個人的な復讐(過去、足を白鯨にちぎられてます(恐らく、自業自得!!))に執念を燃やし、気乗りと興味の薄め(当然ですね!)な船員全員が白鯨との闘いに巻き込まれるという展開なのですが、イチイチ船員を煽る船長の
【要は個人的な怨みだべ?】
な演説を聞きながら、終始いらいらさせられます!
船員は、
【鯨から採れる油】
が採れ、無事帰港でき、平和に暮らせさえすれば何も問題ない話なんですから、船長と船員の志が違い過ぎます!
減点!

1人だけ常にまともだった
スターバック(イーサンホーク(ワタシはこの人目当てで本作を鑑賞))も結局逆らえずに巻き添えになるのですが、女性ファンは良い役ではあるので満足感はあるのでは…

時代とはいえ鯨の油の為だけに鯨を殺すのは、見てて気持ちの良いものじゃなかったのですが、ラストの白鯨との
【一方的な力の差】
は失笑モノです!話をぐんぐんに引っ張った挙げ句
【白鯨の圧倒的パワーにほぼ全員犬死にですから…】

ドナルド・サザーランドがパッケージにバッチリ載ってるのですが、タダのチョイ役です!

色々ナンダコリャな問題作でした、正直オススメできません!
授業で見たような…。鯨に敗れ縄に絡まった船長が手を振っているように見える所、怖い
銛に雷の電気をビリビリさせてる所とか、鯨のCGがチープとでちょっと残念。

実際に鯨と戦ったという話があるだけに、これはフィクション色が強すぎるかな…

白鯨に心を奪われた船長が狂気的に追っかけ回してる、というのが1番しっくりな感じ。
あみ

あみの感想・評価

3.0
宗教色が強い。ただただ船員たちが口車に乗せられて船長の欲望の為に犠牲になりましたよって話。
途中まではそこそこ迫力もあって楽しめたけどラストで台無し。
これだけ長いんだからもう少し捻りが欲しかった。
はま

はまの感想・評価

3.0
《エイハブ、こちらピークォド。合流地点に到着した》

…って、これネタわかる人いるかな(笑)
私が「白鯨」という作品を知ったのはこんなセリフがゲーム中に出てくる「メタルギアソリッドV:ファントムペイン」でした←
「白鯨」って教科書にも出なかったんですもん… 大人になるまで一度も関わりませんでした…。

つい最近、クリス・ヘムズワース主演の方は観てたので「あれと同じ感じかな?」と思ってたら、あっちは「『白鯨』の物語の元になったエセックス号沈没事件」を描いてる作品だったんですね。
(自分でレビュー書いといてド忘れしてる)

物語で言えばこちらは完全に小説『白鯨』を映像化してるそうで、本編も前後編に分かれる大作。
WOWOWでの放送も2回に分けられていたので本編は約3時間10分の長尺。続けて観たけど疲れることはなかったかな…?

ちなみに前編「冒険者たち」は白鯨ことモビー・ディックに出会うまで、後編「因縁の対決」はそこから海での終わりまでとなっていました。
小説がどんな感じなのか知らないので詳細は分かりませんが、意外とナレーションで済ますとこはバッサリ言ってるのかな?って感じを受けました。

で、私てっきり船が沈没してからが本番だと思ってた(『白鯨との戦い』引きずりすぎ)ので、「なかなか沈まないなぁ」「盛り上がらないなぁ」とか思ってました←
そこは完全に私が間違ってたんだけど、でも案外ストーリーはシンプルな作品なんですね…。

ピークォド号が直面した、海での出来事だけを字面にするとかなり淡々として、でもその分人間の内面性に関してはかなり深く掘り下げてて…。
宗教的な部分までは理解できずとも、ああ、これが名作文学と呼ばれる所以なのかな、とも思いました。

それに、やっぱりクジラと戦うシーンは迫力あるし、怖いです。
巨大なものを前にした人間というのは何と小さいことか… と改めて人間の愚かさと恐ろしさを見ました。あんな小さなボートの数人で殺してしまうんだからなぁ。

じゃ、若干クジラのCGに違和感はありましたけどね(笑)
時代だ時代ー!と思ったらそこそこ最近の作品だったのでなんとも言えない気持ちになりました←
一番(気持ちが)盛り上がるべきシーンで「うーん」て思っちゃうの、意外と致命的なのでは…。


エイハブ船長のモビーディックに対する感情は、劇中の船員たちと同じく感じることはできたと思います。
あと鯨油の臭さの表現が、なんというか、本当にくさそう←


可愛いビリー・ボイドが出てるよ!ってとこも楽しみだったけど、出番は前編だけでした(笑)
でも歌を歌うんだぞ…!

このレビューはネタバレを含みます

エイハブの冷静な狂気。悪魔の白鯨との闘い。しかし、一方では、白鯨は神の自然の化身。映画では、このふたつの白鯨のイメージが巧みにズラされていく。エイハブは家庭から、無事の帰還を望まれつつ海に出る。まだ、狂気はない。船が沖に入り、白鯨と遭遇するや、エイハブの狂気は冷静な狂気になり、クルーたちを集団狂気に引き入れていく。スターバックが裏船長だ。彼は資本の原理に従って、効率よく鯨の油を港に運ぼうと考えている。が、エイハブに阻まれ、白鯨と死にたいと思っているエイハブに圧倒される。エイハブは、捕鯨を神秘なものに変えたのだ。映画は、エイハブの狂気の成就を語るが、スターバックスの裏船長としての殉船を全うする。
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