あー。これ凄く巧妙な脚本なんじゃないか。1970年、どんどん人々の心がバラバラになっていったその時代。まだ高度経済成長のビルと古いボロアパートの二つがあった時代。主人公ミドリが段々と孤独を選んでいく…
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号外/
やっぱ玉川良一と渥美マリのコントだよね
その親子の掛け合いが【軸】で川津祐介ヤクザは「外堀」
『大企業だろうと何だろうとヤクザな価値で世の中は回ってる』
って云うことを言いたいん…
渥美マリの台詞回しを聞いてると、『赤い嵐』の能勢慶子を思い出した。
調べると、監督に増村保造の名が!
そうか、やっぱり大映ドラマのルーツはこの辺にあったんだ。
この時期の増村作品、若尾文子と組ん…