虐殺器官の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『虐殺器官』に投稿された感想・評価

MSTY
4.7

夭折の作家・伊藤計劃が放ったミリタリーSF作品。ずっと映画の公開を心待ちにしていましたし、ずっと観に行くのを楽しみにしていました。

R-15指定で容赦なく血が噴き出すので、そういうのが苦手な人には…

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この企画といえば当時『GANGSTA.』とほぼ並行で制作して延期しまくりで会社倒産させたでお馴染みだけど倒産やむなしの過剰なアニメート。散弾銃の多用、TV画面越しのアメフト試合シーン、コンタクトレン…

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オススメされたので見てみた。
終盤の衝撃にびっくりした。
りょ
-

原作ではかなり印象的だった、母の死についてはばっさりだった これだけ見たらなくてもいいような気がするけど、主人公の人格を掘るにはあったが嬉しいよね

途中ですごく相棒を感じるBGMがあって、まさかと…

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3.6
精神訓練を受けた兵士たちの、セリフの内容と声のトーンの不一致が異質さを強調してていい
言葉で思考と感情は支配できるし、言葉が人を殺す

原作を読んだことあって、結構グロかったなーということだけ覚えていたが、映像化されると、よりグロいなと思った。
自国を守るため、自分たちの国に攻撃してきそうな他国を内紛によって潰しておく、その内紛を引…

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言語が人を虐殺に導くって話だからこそ文章で読む方がこの作品は面白いのかも〜
お母さんの話や、作中何度も繰り返されていたアレックスの台詞やユージーンクルップスの詳細など諸々端折られていたけど2時間に収…

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近代的な軍事装備を前面に押し出した『人間を考える哲学的映画』


9.11以降テロの脅威にさらされ続けたアメリカ。
その脅威を想定した監視社会を作り、先進国は安定を獲得したのだった。
一方発展途上国…

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原作小説を読んだばかりで本作を鑑賞したので、非常に原作を尊重して作られていることが感じられた。
もちろん改変やカットはあるけれども、損失を最小限に留めていた印象。
ただ原作未読者にはかなり不親切で厳…

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