DRILLの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『DRILL』に投稿された感想・評価

Ryoma
4.1
スローシネマの反対概念としてのフリッカー(明滅)映画を愛してる。視覚の痙攣、明滅、幻視、瞑想。
学校の下駄箱の、正面と裏側を交互に移動させて、パースペクティブに狂いが生じてくる、驚きと単調さの繰り返し。
これはちょっとロケーションの面白さに胡座をかいている。とはいえ、窓外の明るさと階段廊下方向の不穏な暗さを回転運動で一つのショットに捉える試みは良い
3.0

何かの校舎か寮か、わからんが、屋内の廊下の柱を軸にして扇風機の首振りみたいに映像が扇形に動く。それが執拗に繰り返されると今度は上下左右に動いたりフラッシュしたり、どんどん映像がねじ曲げられていく。ま…

>>続きを読む
Aix
3.5

THUNDERやGRIMなどで知られる日本を代表する実験映画界の名匠伊藤高志の作品。

自分の三半規管がカスなのも相まって、伊藤高志史上最も酔いそうな作品でした。そうは言っても、ストップモーションか…

>>続きを読む

監督相対評価★2

流石に見てられん、但し一つの軸を中心にカメラが機械的に左右する動き、その後は殆ど出てこないレア演出である一回転を人が映り込まないように撮ってるのはすごい。
ニンテンドー64やPS…

>>続きを読む
yomi
-
1回目 2014/11/26 DVD
2回目 2022/8/13 イメージフォーラム
一
-

写真に入り込んでいく『SPACY』が『波長』を思わせたように、これはまた一定区間のパンを繰り返すマイケル・スノウ『←→』を思わせる。180度水平の円周運動に上下の捻りが組合わさると『中央地帯』に。日…

>>続きを読む
su
4.0
一本の柱を中心にアングルと距離だけでここまで出来るのすごい。
ROY
3.8
1本の柱を中心にして左右が歪み、室内のパースペクティヴが狂い始める。アナモルフォーシス画のような不安定な空間を体感せよ。

作者が住んでいた社員寮の玄関を撮影

ポエティック

あなたにおすすめの記事