エンリコ四世の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『エンリコ四世』に投稿された感想・評価

主人公の「狂人」っぷりを演じるマルチェロ・マストロヤンニの演技が鬼気迫るものがあった。終盤にかけてのどんでん返しも全く予想できないもので、ただただ面白い映画だった。
RYO
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シャンデリア落ちるところで声出てもうた。『ポケットの中の握り拳』でもフレーム外の木の上から主人公が落ちてきたの思い出した。阪本順治『カメレオン』も。
東京国際映画祭2024 14本目
ワールド・フォーカス

軽い気持ちで観に来たけど思ってた以上にしっかりしてたな
まぼろしの市街戦が思い浮かんだもののかなり似て非なるメッセージ
4.0

(マルコ・ベロッキオ特集) 仮装パーティーでヘンリー4世に扮した男のその後の悲喜劇。一寸無理のある展開だがコメディ色も備わってて吸引力あり。戯曲オリジナルだしM.マストロヤンニの名演で台詞の応酬が…

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シチリア祭り(29)

備忘のために

- 舞台はシチリアではないけれど原作がピランデッロ。ピランデッロの重々しさに、マストロヤンニのローマ風の軽さを加え、スパイスにチュニジア生まれのカルディナーレ…

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3.0

「エンリコ四世」

冒頭、美しい夕焼けと車窓。落馬した男、仮装パーティー、古城で臣下の衣装、野原を馬で駆け抜ける、王、ダンス、回想、気絶。今、狂気が巻き起こす悲喜劇が始まる…本作はマルコ・ベロッキオ…

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3.0
まぁまぁ面白かった。頭打って自分が王だと思う話だが、実は…って。
友達の子を誘って一緒に見てみたら訳わかんないと言われた、、

エンリコ四世、カノッサの屈辱の神聖ローマ皇帝ハインリヒ四世のイタリア名。落馬事故で狂気に陥った男は自らをエンリコ四世と称して20年引きこもる。親族と精神科医は狂人の仮装パーティに付き合い治療を試みる…

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イタリア萬歳Ⅱ
2015/06/06 ~ 2015/06/26

サイコー!

全くポストモダン的ではない(むしろアンチな)ベロッキオが、フェリーニで名を世に知らしめたマストロヤンニを使って、まるでマストロヤンニに自己言及させているようでおかしくてたまらなかった!…

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