今まで題名すら認識していなかったことを恥じます。
堕ちてゆく女とそれを救おうとする男。
そして脱出の最終列車を前に彼女は躊躇し、現れず。
永遠の映画のフォーマットですね。東京オリンピックの秋に
こん…
歓楽街の派手なネオンの色彩がすごく良い。
そこには昨今のレトロブームの偽物では太刀打ちできない、本物の華やかさと下品さと空虚がある。
桑野みゆきの、台詞回しどころか発声から変わっていく転落演技が素…
都会のいかがわしさを象徴する人工的なネオン管と元々蛍光灯の作業工として働いていた桑野みゆきには絶望的な因果がある。
そして男との関係ややくざ、貧困という要因も桑野みゆきを縛り付ける。目を背けたくな…
英国で3,000枚限定でプレスされた「夜の片鱗」(リージョンフリー)。松竹映画では珍しいヘヴィなトーンをもう一度味わいたいとは思ってたけど、買うほど好きかといわれると…。いや、ストーリー的にはむし…
>>続きを読む桑野みゆきの演技が映える。
まだ無邪気で声高らかに笑って話してた頃から一転、街娼となった今、低めのトーンでやさぐれ風に語り、態度もアンニュイでどこか人生諦めてる雰囲気がとてつもなく上手い。
どうし…
23.08.25 神保町シアター
桑野みゆきは顔・容姿はけっこうタイプであるが、この映画のキャラはちょっときつい・・・こういう観終わってひたすら憂鬱になる(明日が仕事なら仕事に行きたくなくさせられ…
まず冒頭のクレジットのフォントと色使いに始まり、繁華街のネオンが光る中で謎めいた女に惹かれた男が声をかける。
この画力で引き込まれてしまう。
女の歴史が回想されるにつれ、
男と女の関係性は一般論で…
松竹株式会社