桑野みゆきの観る
また観るです
昼は女工、夜はスナックで働
く芳江とチンピラ英次。
ホステスと客で知り合った
二人は同棲を始めるが組への
上納金に困った英次は芳江へ
売春を強要する
数年前に国際…
娼婦として夜の街に立つ女性と彼女のヒモであるヤクザ男性の腐れ縁とも言える別れ難き関係を、ネオンカラーによる鮮やかな色彩の映像で描いた、中村登監督のドラマ映画。原作は、太田経子が小説中央公論に書いた小…
>>続きを読むスチール写真に一目惚れして見に行った。
『青春残酷物語』や『日本脱出』を桑野みゆきの視点から見たような話。
何より成島東一郎のカメラが凄い。不意打ちで挿入される俯瞰ショットの残酷な眼差しは、のちの日…
男のために男に買われる女の悲劇。
桑野みゆきは凄い役者だと改めて思う。20代半ばで引退されているのが惜しい。
不能となってさらにタチが悪くなる平幹二朗。
お前に何がわかる?って感じの園井…
中村登なので文芸映画なのかと思えば、かなりハードな話だった。
このままロマンポルノにできそう…というか、ほとんど石井隆の”名美と村木”モノみたいだ。
十数人のヤクザに輪姦された後、ぼろぼろになって…
とにかくカラーが美しい。ネオンの用い方というかあの時代のレトロな風景の撮り方の巧さはエドワード・ヤンに匹敵すると思う。ただし、正直内容は微妙。60年代初頭の作品だとしても、あのような墜ちる女の描き方…
>>続きを読むあまり知られていない中村登監督の名作.だいすきで時折鑑賞している.
野口久光の題字(タイトル)がおしゃれ.
タイトルシークエンスからブルーの映像が素敵.和と洋が調和している懐かしい都会的な映像な…
桑野みゆきの独特なハスキーボイスが好き。この作品は特に、話が進むにつれ声のトーンがどんどん変わっていって、喋るたびにドキッとする。声色で演技する人。
色彩や光の入れ方も美しく、パン多めの静かなカメラ…
松竹株式会社