怖い、ただただ怖い。
この映画で映り出されるもの全てが
おぞましく何度も目を背けたくなった。
それだけ異質で異常でおぞましい状況だったんだな。自分たち日本だけでなく世界中がそういった状況だったんだな…
戦時下で狂気に飲まれる姿を、目を背けたくなるほど容赦なく苛烈に見せる地獄絵図。
夏・反戦といえば今作「野火」ということで、再観賞。
何度見ても無慈悲な描写の数々に、絶対にこんな戦場には行きたく…
田村は自ら人を殺めてしまってから、まだ帰国もしていない状況でありながらもPTSDのような悪夢にうなされる。そして、ラストに向かうにつれて目に入るもの全てがそんな悪夢よりも酷い地獄のような状況になって…
>>続きを読むKAIJYU THEATER