こちらの『野火』を観るのは初でしたが、随所で飛び出すモノクロが見事に映えるOne Perfect Shotの数々に惚れ惚れしながらも、マンパワーを最大限に活かした戦場描写に塚本監督版とはまた違った種…
>>続きを読む無慈悲で狂気が充満する戦地を放浪する地獄巡り。
終戦80年としてリバイバルされてたこちらを見に行ってみた。
まず本作は太平洋戦争中のアジアのクソ田舎を舞台にし、戦地でフラフラ放浪するしかない兵士の行…
"野火だ…あそこに野火が上がっている…
俺はただ普通の暮らしをした人に会いたい"
ジョニーは戦場へ行ったとはまた対比になっている、敗戦国の最前線の地獄を描いた作品
こちらも凄く良かったです
道も…
変に脚色を加えるわけでも無く、淡々と戦争のおぞましさを描いていたように思える。原作者の大岡昇平が戦争経験者というのもあり暗鬱な雰囲気がずっと作中漂っていたようにみえる。特に田村一等兵が肺病患いなが…
>>続きを読む『ジョニーは戦場へ行った 4K』と連結されたチラシがいい。
巨匠・市川崑の、反戦への決意表明。『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』でも描かれた南方戦線の地獄が延々と続く。
この作品に限らず、古…
2025年90本目。
2度目の鑑賞を4K版を劇場で。
見ているこっちまで飢えてきそうなほどの気だるく見終わった時にはどっと疲れる。
飢えの中で人間が獣になってしまうボーダーラインを淡々と描く、同時に…
©KADOKAWA 1959