原作未読だったこともあって、映画としての語り口や映像の流れに素直に身を委ねられたのが、良かったのかもしれない。
まず、作品全体を包むノスタルジックな風景の力が大きい。
日本の街並みには静かな温度があ…
「世界から僕が消えたなら、いったい誰が悲しんでくれるのだろうか」この台詞を回収するかのように、最後友人達と会いに行くシーン、家族との別れのシーンは涙が止まらなかった。家族に会いたくなるし、大切な周り…
>>続きを読む元気な猫が3匹家にいなかったら鬱になってます。
いい映画を見て語り合える人がいるだけで幸せ
日常を積み重ねられるだけで幸せ
産まれてきてくれただけで幸せ
出会えただけで幸せ
ひとはある日突然死ぬ…
主人公にとって大事なものがどんどん消滅していくことに心が締めつけられた。
急にそろそろ死にそうですって現実突きつられても、、、黙って死ねないですよね、、
僕も主人公のように、明日生きることよりも…
電話、映画、時計、、、と一つずつ世界からものが消えていくたびに、そこに触れて生まれた繋がりや思い出が全てなくなる。。
どんな人でも、どんなものでも、今につながっていて、どれか一つでもかけていたら違う…
上映当時理屈抜きに好きだと感じた作品。自分はこの映画で起こるファンタジーな出来事は進行した脳腫瘍が見せた幻覚だと解釈してる。そんなことどこでも誰も説明してないけど、その可能性が考えられる作りになって…
>>続きを読む余命宣告された主人公は悪魔と取引することで1日寿命を伸ばす事に世界から何かを消す
この映画の評価されている点であり、メッセージ性としてはこの世にありふれた日々の大切さという在り来りなモノなのかもし…
見た事ないと思ってみたけど
見たことありそうな感じだった
ファンタジーが絡むとどうしても、映画と自分との間に境界線が出来てしまう。
「君もう死ぬよ、明日ね。」
って、現実でもあったら、ありがたい…
(C)2016 映画「世界から猫が消えたなら」製作委員会