世界から猫が消えたならのネタバレレビュー・内容・結末

「世界から猫が消えたなら」に投稿されたネタバレ・内容・結末

 自分と同じ姿をした悪魔から「世界から何かひとつものを消すことで、寿命を1日延ばす」と言われた主人公の僕は電話、映画、時計、猫を消されていく中で、それらがあった頃を回顧し、それらのものの重要性に改めて気付かされるというあらすじ。
 それぞれのものにはそれを仲立ちして繋がる人や事柄があり、世の中に不要なものなどなく、必要があるから存在していると分からせてくれた。映画中の「何かを得るためには何かを犠牲にしなくてはならない」という言葉がありきたりな言葉ではあるが、胸に刺さった。
思ってたよりSFだし、ちょっと怖く感じ部分あった。友人のツタヤとの関係性がすごい好きで、その分映画を探すシーンは泣いてしまった。ところどころ流れが理解できない部分やラストも少しもやっとしたが、原作を読んで補完したい。家族や友人に会いたくなる作品。

猫好きなので気にはなりつつも、なかなか観れていなかった映画。
みた感想としては猫めちゃくちゃかわいいし、役者さんの演技が凄かったので、総合的には観て良かった…、と思える作品。
とはいえ猫メインではなかったし、タイトル勝ち感が強いけど。笑

濱田岳と両親の演技が特にすごい。
タツヤの表情はそこまで変わらない。なのに熱を持っている奴ということが声から伝わってくる。
両親に関しては、ブレた写真が撮れたときの掛け合いが、明確に言葉にされていないのに気持ちが手に取るように分かり、つい涙が出てくる。
父親の、旅館探しに走るシーンやキャベツが来たときのリアクションの不器用さもまた良い。
机に積まれたキャベツに笑いつつまた泣く。


ただ、演者さんやテーマはすごく良かったのに、時系列や内容がごちゃごちゃしててすごく分かりづらいのと、ちょいちょいあるありがちさが残念。

恋愛要素より家族に絞った方が良かったようにも思うし、海外の話もいまいち急に出てきた感があった。
各キャラのセリフも急にぶっ込んだみたいに感じるものが何ヶ所かあったり…。
あと、タツヤが取り乱しているシーンも、いくら親友が死んでしまうとしても映画好きがDVDをあんな雑に扱うかなとか。

小説だったら違和感のない流れや演出かもしれないけれど、映画なら要所を厳選したりコテコテ感が出る演出は変更すべきだったのでは?と思う。

内容的には学生向けかなとも思うけど、自分が死んだら世界はどうなる?と考えたことがある人は観てみてもいいかも。
人間が猫を飼っているんじゃない
猫が人間の側にいてくれてるのよ

その台詞がとても好き。

友達が映画探すシーンが良い。

お父さんが写真とるときに手が震えてしまうところ、泣いた
最後感動系に持っていくやつ

お父さんのくだりは伏線ほしかった
"もしも"存在の連続性によって生まれる「時間」の流れが崩壊したら、という極めて主観的で映画的なお話でした。

世界にとって必要なものなんて本来ないんだけど、自分にとってかけがえのないものは沢山存在するんだな。

猫×時計屋×写真×映画×電話×滝…といった舞台装置からも「時間」や「存在」、「連続性」、世界との「繋がり」…といったことを考えさせられた。

いい映画だった。
お話がとてもまとまっていて
とても好きな作品。
主人公は脳の癌になって、余命幾ばくかを宣告される。
突然悪魔が寿命は今日までと宣告し、悪魔が世の中から消すと宣告したものを受け入れれば、一つのものにつき1日延命してもらえる。
ただ、対象物が全部主人公の人生で大きなキーになっていたもので、それがなくなることで周囲の人もそのものに関しての主人公との記憶や繋がりが消えていってしまう。
最後に猫がチョイスされてしまうのだけど、それに対してどう決断をするのか…という話。
癌の症状の中にせん妄というものがあるけれど、それによってこうなる可能性もあるのかなと思った。
もしそうだとして、ものをキーに大事なことを思い出せるのは(現に消えてしまったなら辛すぎるけど)素敵なことだなと思った。
あとは、思い出は意外と人にではなく物に宿っていたりして、そのものを思い出すことで人との思い出も蘇るんだなぁと。そういった意味では、昔から持っているものや大事にしていることをそのまま大事にし続けることは、自分の思い出を大事にすることにもつながるんじゃないかなと思った。
世界から猫が消えたなら
⭐︎⭐︎
佐藤健主演。
結局伝えたいことが家族愛なのか人生の儚さなのかいまいち。要素がたくさん入っていて雰囲気は味わえるがまとまりとしてはイマイチ。もう一人の自分が悪魔としてでてきて何か消す代わりに一日伸ばすという設定は面白いもののあまり展開はない。主人公がそれに対して強く反論する様子もない。何かを得るには何かを失わなければならないというのが映画の言いたいことだったのかもしれない。
『恋人・親友・両親』

大事な物って、失いそうになってやっとどれだけ大切かわかるよね。

映画が連れて来てくれた親友、電話で想いを伝えた恋人、そして家族を繋いでくれていた猫。
どれをなくしても、自分ではなくなるよね。

『人間が猫を飼ってるんじゃない、猫が人間のそばにいてくれてるのよ・・・』

全ての人や物が自分の為にそばにいてくれている・・
とても、ものすごく優しいコトバだと思います。

世界から自分が消えて、大きくは変わらないと思う。
でも、少しでも大切な人のどこかに残るように、みんな生きているんだよね。

いい映画だった、また見たくなると思う。
今まで見てきた映画の中で1番良かった。
ワンシーンで涙を流すではなく、もう終始泣いていた。
自分の生き方、生きる価値、そんな大事なことについてよく考えるきっかけになる作品。
結局人と人との関係は人間だけでは作り上げることが出来ない。
何か得るためには何かを失わなければいけない
常に私達はその状況だと改めて思った。
私達の楽しかった過去の生活を失わなければ
今のまた違った楽しさ、穏やかさのある生活は得られていなかった。
またあの生活をしたいな、なんて過去を思っても絶対に戻れない。
人生なんか切ないな、と感じた
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