ヴェラの祈りに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ヴェラの祈り』に投稿された感想・評価

4.5

チェーホフやトルストイといった、19世紀のロシアに生きた小説家が舞台とした荘園や農村の風景が、アンドリュー・ワイエスに代表されるアメリカン・リアリズム絵画のようなタッチで撮られていることに、1964…

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Shaw
4.8

ここまでタルコフスキーしてる現代映画見たことない。ジェイランとズビャギンツェフは、70,80年代の玄人向け欧州映画、とくにタルコフスキーのようで、その長尺の中で段々と時代感覚が失われ、何か間違えば陳…

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タルコフスキーが提出したテーゼを、いくぶん批判的に展開した作品。
Nappon
4.2
少しタルコフスキーっぽいなと感じたが、とにかく計算され尽くされた画の美しさ!色彩の美しさに圧倒された。

ストーリーはかなり切なく、ラストギリギリまで気が抜けなかったが、救いがあって正直ホッとした。

このレビューはネタバレを含みます

殺したきゃ殺せ ピストルは机の中にある
許したいなら許せ 決めるのはお前だ

が良かった

傷を避けてきた相手にせめて最後はと全部をわからせるために自分にそれ以上の傷をつけること、ある〜

ロシアは…

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長いけど後半が衝撃的だった。
ラブレスもこの作品も、家族の暗くて残酷な問題が描かれているけど、監督インタビューみたら、明るそうな人なのが意外だった。

「映画が理解できないから監督をけなすのはよくあ…

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日本公開が全然されないときに海外からDVD取り寄せて鑑賞したこの作品、長いけれどズビャギンツェフのものではタルコフスキーばりの冷たい映像美が光る作品となっていて、この監督の映画では一番好きと言えるか…

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t
4.5
ヤバいしかゆわんような薄っぺらい人間は好きじゃないけど、使うべきやと判断したので使います。ヤバかっあ
PUFFIN
4.5
映像の美しさに圧倒される。ストーリーも、難解というわけではない。でも所々に何かを散りばめているような気がする。
再鑑賞したい。

「愛がなければ 無に等しい」
子持ち夫婦の深淵、妻のある一言から始まる夫婦間の認識相違が齎す悲劇。彼女は終始孤独であり、夫を哀れんでいた。
目を疑う映像技法に続く、雨・影といったタルコフスキー的趣を…

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