闇に住む女の作品情報・感想・評価

闇に住む女1918年製作の映画)

STELLA MARIS

上映日:1922年

製作国:

上映時間:84分

4.0

「闇に住む女」に投稿された感想・評価

fuji

fujiの感想・評価

4.2
邦題だけ見て古典ホラーかと思っていたら全然違った。

生まれつき足が悪いステラ・マリスは、叔父のブラント卿夫婦の家の一室“ステラ・マリスの王室”で、世間の汚い部分から徹底的に隔離されて暮らしている。そんなステラに唯一光をもたらしてくれるのが、ブラント卿の従弟のジョン・リスカだった。
彼にはルイザという妻がいるが、酒癖の悪さに愛想がつきて別居状態になっていた。しかしステラは彼が妻帯者だと知らない。
その頃、ルイザは孤児院からユニティという少女を引き取ることにした。ただし養子ではなく使用人として。
ある日、買い出しに行ったユニティはスリに遭ってしまう。激怒したルイザはユニティを鞭で激しく殴打して怪我をさせ、禁錮3年の刑を言い渡される。責任を感じたジョンは償いとしてユニティを引き取る――

聖母マリアを意味するステラ・マリス、団結を意味するユニティ、そして使徒ヨハネを意味するジョン。名前がネタバレになっているような気がするが、100年前も現代も男女関係の悲劇は変わらないんだなと思った。メアリー・ピックフォードの一人二役は、全くの別人にしか見えない凄まじい演技力。
ステラは歩けない状態でした。ブラントとオリバーや、その家にいる他の人達は、ステラに外界とは遮断し現実の世界を見せてませんでした。
ユニティは孤児院からジョンの家に連れて来られます。そこでステラとも会うことになります。
実はステラとユニティは、メアリー・ピックフォードが一人二役で演じてるみたいです。それでも疑うぐらい分かりません。
ジョンの妻や、ステラ、ユニティの愛情も重なって最後にもつれる流れです。
ユニティの立場が一番複雑で辛かっただろうと思えました。

メアリーピックフォード:ステラ・マリス
アイダ・ウォーターマン:ブラント(ステラの叔母らしい)
ハーバート・スタンディング:オリバー(ステラの叔父らしい)
コンウェイ・タール:ジョン・リスカ(ブラントのいとこ)
マーシャ・マノン:ルイザ・リスカ(ジョンの妻)
ジョセフィーン・クローウェル:グラディス・リンデン

メアリー・ピックフォード:ユニティ・ブレイク(孤児院にいた)

1回目