ド頭、カメラ視点の主の存在に気付いた女性が駅のホームを降り、改札に走ると一瞬で分かる高田馬場。高田馬場がロケーションとしてイカしてることに気付かされる喜びを抱きしめると路地に逃げ込んだ女性が拳を振り…
>>続きを読む日活ロマンポルノ
過去に強姦された女性の話を基にした雑誌記者の名美
記事や社内の評判はすこぶる良かったが取材は難航
とある主婦とストリッパーを同時にコンタクト取っている最中、村木という男に出会う。
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ロマンポルノは、男のための映画群であるように思われるが、その実は主人公を女として女の物語を描いている作品がかなりの数ある。本作の田中登監督などが、その筆頭である。
石井隆の脚本を、見事に田中監督の世…
近年再び脚光を浴びている日活ロマンポルノの、その中でも芸術的な部類のシリーズの一作。ポルノ映画としての質はイマイチ十分には語れないが、芸術映画としては観ていて満足のクオリティである。「㊙色情めす市場…
>>続きを読む田中登と石井隆の美意識が悪魔合体した背徳的傑作。過去のレイプ被害者を訪ねる暴力的な記録映像タッチの前半から、一転してアルジェントの様な耽美ホラーな後半。そしてブレランの様な雨とネオンサイン…どこを切…
>>続きを読むレイプ被害者を追うことで精神的に追い詰められて行く女記者、というプロットはいいのだが、前半の暴力性と後半のメタ展開のチグハグさ、村木と名美の関係性の薄さ、何よりその主役二人の演技の下手さがあまりに酷…
>>続きを読む強姦被害のその後を雑誌にする明るいキャリアウーマン。残業して上司の機嫌取りしてる間に妻が強盗と駆け落ちした同業者の男。おでんの屋台。ネオンの看板。金網と屋上。夜の病院。雷鳴と豪雨。消せない匂い。丁寧…
>>続きを読む前半は再現フィルムかの如く、執拗にレイプシーンを撮りまくるドキュメンタリータッチな内容。レイプ被害者を執拗な取材で追い込む、奈美の鬼畜っぷりにドン引き。
そして奈美がレイプ被害者になるくだりは急にホ…
村木の容姿、名美の職業 二人のモデルはどう考えても和製ハンターSトンプソン即ち竹中労としか思えない
森崎東も舞台にしていた羽田の街並みがただ素晴らしい まさかのモルグでのサイコホラーから屋上のブレ…
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