米国インディペンデント映画界を牽引する女性監督ケリー・ライカートが、過激な環境保護論者たちが企てたダム爆破計画の顛末を描く心理サスペンス。
今や監督としてもその才能を披露する「ソーシャル・ネットワ…
このレビューはネタバレを含みます
明確に前半後半に分かれていて、後半はダレる感じがあるが、殺しへと発展する助走としてこの鬱憤の高まりは時間をかけて描く必要がある。
2000年代に生まれた人としては、2013年に環境保護団体のテロを…
クライムアクションかと思うような邦題だけど実際はアクションシーンは一切無く心理的な不安や緊張を深く掘り下げた人間ドラマだった
前半は環境テロリストがダムを爆破するまでの行動を淡々と描いている
計画…
とち狂った邦題のせいで散々な評価をうけている本作。
泥んこの靴のアップとか、不安に取りつかれた人のハイアングルとか、ライカートにしてはカメラが饒舌。それに、例えばサスペンスにスカしがなかったり暴力…
原題と邦題が意味が真逆なのが謎すぎる。
nightmove=夜遊び
という多分皮肉が原題で、
ナイトスリーパーズだと、誰も寝てなくないか⁉︎となってしまう。
そこが大変に謎。
ケリーライカートの…
ライカート作品で今作だけ観てなかったのはダサい邦題とフィルマでの評価の低さからだったけど、ちゃんとライカート節の人間ドラマでした。
いつもよりはエピソードのネタが大きいため、伝えたいことがハッキリ…
ケリー・ライカート特有の淡々とした語り口にシリアスなクライム要素を組み合わせた異色作。
急進的な環境保護活動を題材に、正義の名を掲げて法を越えることの是非を静かに問いかけている。
サスペンスとして…