わんわん忠臣蔵の作品情報・感想・評価

わんわん忠臣蔵1963年製作の映画)

製作国:

上映時間:82分

3.8

「わんわん忠臣蔵」に投稿された感想・評価

shibamike

shibamikeの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

忠臣蔵ではない(笑)

他のレビュアー様方のご意見の通りディズニー感が溢れている。登場する小動物達のプリティっぷりが胸を締め付ける。オープニングのクレジットで原案か何かが手塚治虫となっていて、もうこの頃はとにかく手塚だらけだな、と。今もか。

悪の親玉である虎のキラーと側近の狐こと赤耳が良い味出している。虎の威を借る狐。

母犬を殺された恨みを晴らすシンプルな仇討ち劇かと思っていたらさに非ず。主人公ロックが山を降りてしばらく後に人間達の山狩りがおっぱじまり、ことごとく森の動物達が引っ捕らえられる。そして、どうなるかというと、何と全員動物園送り!えっ!そういう動物の自由とかも取り扱う感じか?とまごつく自分。動物園で暮らすことになったウサギ君とリス君の会話が聞こえてくる。「最初は捕まってどうなるかと思ったけど、ご飯もあるし、安全だし、こんな良い所はないね!」自分はズッコケタ。何か動物園反対の意見を静めるための意図があるのじゃないかと逆に気になった。

敵のキラーも森に動物がいなくなったつって自分からわざわざ動物園に入園するという律儀さで、何が何だか。

終盤、死んだと思ったロックが犬かきで荒波の中を帰ってきて(面白すぎるだろ)、いよいよ敵をやっつけるぞ!と犬達が鼻息を荒くし、猛獣達が苦手だろうということで寒い雪の日を選ぶという忠臣蔵へのすり寄り。合理的だし、嫌いじゃないです。

動物園での決闘が凄まじく、とにかく猛獣達と死闘を繰り広げるのである。闘う相手をざっと書き連ねますよ。いきますよ?ゴリラ、ライオン、マンドリル、黒豹、象に犬が勝ちます。本家の忠臣蔵で吉良邸を襲った赤穂浪士よりも神がかっている。
で、猛獣みんなやっつけて、あぁ良かった良かったと思ったら、まだ終わらない。まさかの遊園地に移動。最終決戦はジェットコースターにて。製作陣のサービス精神に兜を脱ぐ思いである。

まぁ全体的に大して面白くはないんですが、常識に捕らわれず、思い切った話の連続で観賞後、サッパリした爽快感があった。大して面白くはなかったですが。

おい!たぬきのヌキタ!てめえは駄目だ!
過去鑑賞。本当に懐かしい...。両親が小さい頃に観たというので、その影響で鑑賞しました。

『忠臣蔵』って言ってるだけあって、仇討ちのお話なんだけど、君主ではなくお母さんが命を落としてしまう点が本家とは一番違っている展開。
子供心にアニメーションの中でお母さん犬が命を落としてしまうシーンはショッキングすぎて辛かったなあ。もちろん明るい音楽シーンも盛りだくさんで楽しいし、オープニングのわんわんマーチも可愛いですよ!(笑)ラストの遊園地のライドでの死闘はなかなか派手なアクションになってて、間違いなく手に汗握ります。

まさにディズニーを目指して、いろんな動物たちの滑らかな動きを再現しようと苦心していた過去の東映さんの努力が伺える作品。
もぐら

もぐらの感想・評価

3.5
小さい時に繰り返しビデオで観ていた思い出の映画。犬以外もリスやたぬきも可愛い。
素数

素数の感想・評価

3.8
プライムビデオにあったのでついでに鑑賞

かっ、かわいすぎる、、、、、


少しなめていましたがすごく見応えもあって楽しめました!
ストーリーは分かりやすくしっかりとしているし、ハラハラドキドキのシーンもたくさん、見ててつらいシーンもあったり、、、

忠臣蔵を意識しているのは分かるしストーリーの大軸は同じと言えば同じなのですが、忠臣蔵なのかは微妙なところ(笑)
忠臣蔵風の話みたいな感じです、まあわんわんだしね(笑)

思うことはいろいろあるけれど多分深いことは考えずに楽しんで見るべき作品なのだと思います。安心と信頼のハッピーエンドですしね!!
ハッピーエンドといえば最後のわんわんたちの行進は笑いました(笑)赤穂浪士感(笑)


お気に入りはダントツでヌキタ!!ルックスといい動きといいかわいすぎるしタヌキでヌキタって!!ネーミング!!(笑)
予想以上にぬるぬる動く。ディズニーアニメみたい。60年代の日本でこんなアニメーションが作られていたのかとびっくりした。特にジェットコースターでの戦いはかなり熱い。
これも典型的な東洋のディズニーを目指した東映動画の初期作。
忠臣蔵を犬でやる、というね。
吉良の役はなんと虎だ。名前はキラー。吉良だからキラー。

山を守る母犬のシロが、ある雪の日にキラーと手下の狐アカミミの罠にかかり殺される。
子犬のロック(大石)は復習を誓う。仇が主君ではなく母親なんだよね。
「忠臣」蔵なのに忠義が仇の動機じゃない。

返り討ちにあうが、成犬になり街に出て、森の動物や犬たちの仲間と共に再び戦う。
キラーは動物園の動物軍団を引き連れる。ゴリラや象など。明らかにこっちの方が戦力が上。
遊園地のジェットコースターの上での一騎打ち。こういう描写は娯楽力が高くてとても素晴らしい。
しかし冷静に考えると、客観的には動物園を野犬が襲う話だよね。これが青年になってからの僕の感想。

全体的にかなりヌルヌル動くし、ミュージカルシーンも街中の風景がニューヨークみたいでウエストサイドストーリーみたい。
一応手塚も企画に関わってるらしいがどれくらいかはよくわからん。

しかしディズニーがわんわん物語りを既に制作済みだったのに、こんなタイトル付けるかね?当時は突っ込まれなかったのかな?
いぬ

いぬの感想・評価

4.5
動物のデフォルメがどれもよく、見ていて気持ちのいい動き。幼いロックのフォルム、動きが特にたまらない。
yumi

yumiの感想・評価

3.4
若き日の駿さんが1スタッフで参加してたなんて、
青二歳

青二歳の感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

東映長編アニメ忠臣蔵!犬!(以下ナンセンスレビュー)
動物の擬人化は風刺なりファンタジーなり設定を作り込まないと自然をヒューマニズム(人間中心主義)で歪めるから安易に楽しめない…吉良がトラ(捕食者)ってさすがにムリあるだろう。母をトラに食われた復讐…これを忠臣蔵になぞらえるのはさらにムリがある…
捕食/被食のヒエラルキーに"かわいそう"という価値判断を下すことは…児童アニメでやって欲しくない…

復讐のためロック(食われた母犬の息子)が何故か都会(高層ビルが立ち並ぶニューヨークさながら)に旅するのですが、これがまさか内蔵助の祇園遊びに相当するのか…
…ハイ、ここまで来るともうはやこのアニメを"忠臣蔵"として観るのもナンセンスである事をいい加減承知しなければなりません…
これはヒエラルキー(捕食/被食)逆転物語なのですね。うさぎがキツネをとっちめるなら分かりやすいですが、犬(肉食)がトラ(肉食)を討つというからカオスなだけで。
「キラー(虎の名)!今こそ悪の報いる時だ!」いや捕食しただけ…"おまえうまそうだな"もそうですが、肉食を"悪"としちゃうの…

さて吉良邸討入り…もとい虎(キラー)への復讐はどういう運びだと思います?(どうしてかボディガードに置いたその他の象やらの動物も)キラーも"南の出身"だから彼らは寒さには弱いはずであると。だから明日の雪の晩に決行しようというんですよ。…雪の動物園・遊園地のアクションは作画すばらしいんですけどね。めっちゃワクワクします。名シーン。

…ナンセンスなレビューと分かっちゃいるがやっぱり動物の擬人化は無節操にしちゃアカンと思う!!
なお、テーマ曲の"わんわんマーチ"は神曲です。大好き。大好きなんですよ全力でこの頃の東映児童アニメが!!でも擬人化は制限が必要(個人的にゆずれない…)。
A472

A472の感想・評価

3.8
原案・構成 手塚治虫
忠臣蔵 犬バージョン
>|