はじまりへの旅の作品情報・感想・評価 - 264ページ目

はじまりへの旅2016年製作の映画)

Captain Fantastic

上映日:2017年04月01日

製作国:

上映時間:119分

3.9

あらすじ

普通ってなんですか?ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子供たちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くに暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子供たちの体力はアスリート並み。みな6ヶ国語を操り、18歳の長男は名立たる大学すべてに合格。しかしある日入院していた母・レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”を叶えるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシ…

普通ってなんですか?ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子供たちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くに暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子供たちの体力はアスリート並み。みな6ヶ国語を操り、18歳の長男は名立たる大学すべてに合格。しかしある日入院していた母・レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”を叶えるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシコまでは2400キロ。チョムスキー※は知っていても、コーラもホットドッグも知らない世間知らずの彼らは果たして、母の願いを叶えることが出来るのか…? (※ノーム・チョムスキー=アメリカの哲学者、言語哲学者、言語学者、社会哲学者、論理学者。)

「はじまりへの旅」に投稿された感想・評価

iiinaokiii

iiinaokiiiの感想・評価

4.8
父親の変化と、やっぱり家族に戻ってくる感じがよかった。

人民に力を。 権力にノーを。
とし

としの感想・評価

4.7
こんな父ちゃん、カッコ良すぎ。頭よくてサバイバーで、ちょっとやり過ぎなとこも、とにかく家族想いなところも。そして子供たち、みんな愛おし過ぎる。。ややヒップなサウンドオブミュージックファミリーみたいな。一人ひとりキャラクターしっかり伝わってくるし、笑えるシーンもたくさん。家族観、人生観、みんな正解はなく、それぞれ違う。だからこそぶつかってツラさもあるけど、その分だけ本当に大事なことは何なのか、色っんなことを教えてくれるような映画。あときっと、アウトドア、キャンプ好きにも気持ちいい色づかいとか、音楽的センスも◎

母、ほとんど出てこないのに、存在感がハンパないな。

ラスト10分は、すんごい特別なオチってわけでもないのだけど、人も、光景も美し過ぎて、温かくて、こんな展開みたことないってぐらい好きだった。ラストシーンも。
非常に、危険な映画だと思いました。

あらすじは、一般社会と隔絶された、森深くで生活している父親ベンと、ベン独自の方針で育てられた6人の子供たち。

入院していた母親が亡くなり、ニューメキシコで行われる葬儀に参列するため、自家用バスで2,400キロの旅に出る…というお話です。

事前の予想では、何にも持っていない彼ら家族が、都会で暮らす人達が失ってしまった大切な何かを持っていた…というような、クロコダイル・ダンディ的な、感動カルチャー・ギャップ・コメディかなと思っていましたが、それが主題ではなかったです。

確かに、家族以外の人間と接することなく、電気もない自給自足の彼らと、都会の人たちとのカルチャー・ギャップ表現は、めちゃくちゃ面白かったし、最高に笑えました。

中盤で、彼ら家族の在り方を逆手に取って、学校教育への問題提議をしている辺りまでは、まだ一般的な面白い映画ですが…彼ら家族の行為は、窃盗やその他諸々、常識外れであり、とんでもない犯罪です。

であるにも関わらず、観ている最中は、愛さえあればオールOK!なんて、安易な考えに陥りそうになる。

表面上では、コメディタッチで笑わせたり、家族愛で感動させながら、その実、幸せとは何なのか?善悪とは何なのか?と、核心的な問いかけをして、観客の常識や倫理観を揺さぶっている、と感じました。

見た目は、単なる、ちょっと変わった家族愛の映画に見えるだけに怖い。

大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、単純に感動したとか言ってられない映画だな、と俺は思いました。
悠

悠の感想・評価

4.1
【普通ってなんですか?】

よかった!"知ること"はそれがどんなことであろうと必ず成長材料になるのだと思う。何が正解か誰にも規定は出来ないけれど、そこに愛があるかだ。カラフルな喪服を着て踊る、歌う。" I'm yours. "と囁く父は、母を愛し、悼んでいた。あの最後、食卓に並ぶシリアルには、砂糖がかかっていたんだろうか。

Captain Fantastic
スサ

スサの感想・評価

3.7
観終わった後に考えることが多かった。小さい女の子が天使だった。とりあえずガンズのカバーが良すぎてユウチュウブでリピ
oto

otoの感想・評価

4.4
とても良かった。
教養を得ることは一体なんなのか。
純粋に家族を愛すること。大切なことは何なのか考えさせられる。
時に子供達は大人よりも真実を見ている。

世界での正義。何が人間にとって正しいのか。社会の中で生きること、人間として生きて行くこと。

結局は愛が1番美しくて正しい真実なのか。
最後の火葬のシーンでは涙が勝手に流れてた。
SomaSuzuki

SomaSuzukiの感想・評価

4.0
髭剃ったらクソイケメンでした。

interesting禁句はいい教育方針だなと思うた
jnkit

jnkitの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初は父親は子どもと一緒に森にこもり、外界の情報は一切与えず、アメとムチを上手く使い分けて子どもを従わせる独裁者っぽいと思った(ヒトラーという言葉が出てきたので、この家族が全体主義国家の縮図か?と)
しかし、いざ子どもを外界に触れさせると、子どもは今までの生活が普通ではないことに気づき始め、崩壊の兆し(なんかこれも独裁国家っぽい)
でもそれでも父親は子どもたちが好きで、子どもたちもやっぱり父親が好きで、それをお互いに分かってるから壊れそうで壊れない
ラストの方では独裁者(父親)は市民(子どもたち)に歩み寄る、独裁国家ではなかった
この解釈が正しいか知らないけど、勝手にこんなことを思いながら観ていた

やってることの極端さも面白いし、コメディ的に笑える要素もあり、感動要素もあり、いい映画だと思います
予告編を観ているともっとコメディ寄りの作品かと思ったがある理由から引きこもりならぬ外こもりしてしまった父親と家族の物語。

父親を超えるいわゆる父殺しは物語のモチーフとしてメジャーだが実際問題体力知性共に超人的なヴィゴ・モーテンセンを超えろと言われても困るだろう。

体力、知力も常人をはるかに上回る一家だがいざ社会に出てみるとそこを生き抜く知恵が無いとうのは良かった。
ナイフ一本で野生の鹿を仕留められる長男ボウは女の子を上手く口説く事もできない。
次男がチョムスキーの誕生日を祝わず普通にクリスマスを祝おうと言うのに論理的に説明できれば従うと言う父親は義父に警察の前で自分がしている事を説明してみろと言うのを前に何もできない。

ラストの少し寛容さを持つ優しいラストは好き。
世俗の成功などを捨ててアフリカに行くと言う展開やキャラクターがフィクションに多いのだが個人的に苦手な展開。
「はじまりの〜」の様な邦題が多くてこんがらがるのでやめて欲しい。
myu

myuの感想・評価

4.2
世間とかけ離れて森で暮らす家族が、母親の死をきっかけに俗世にやって来て引き起こすあれやこれやの話。

ユートピア求めるヒッピー映画や、自問自答してフィロソフィー突き進んじゃおう映画とも違う。地に足つけ生きている家族の映画でバランスがよく共感できる。グッときた。

自分の言葉で自身の想いを伝えること。
自分の身を常に鍛え自ら守ること。
正しい知識と感情ある経験。

森の中の暮らしで彼が子どもたちに教えてたことは社会で超必要なことなのに、それを突き詰めると社会性が欠如しているといわれる有り様。当たり前が受け入れられないのですよ、なんせ文明や資本主義カルチャーが皆と同じがよい価値観を作ってるから。改めて、ねじれた世の中で難しく生きてる私たちだなーって思った。

それと。いろいろ刺さる台詞多い。中でも、父親の教育ポリシーで、interestingという形容詞の禁止っていうのがかなりツボった。