【伏し目がちな原節子の感情を読む】
北鎌倉で夫、修一(上原謙)と義父、信吾(山村聰)、義母、保子(長岡輝子)と同居する菊子(原節子)
修一は常に不機嫌。浮気をして、夜遅く帰宅。それでも玄関で「お…
TVでやっていた。
1954年の作、なんという時代、男は仕事、女は家でまるで女中。家でくつろぐ男はそのあたりにある煙草1本自分で手を伸ばそうとしない、外出前のハンカチ1枚自分では準備できず。
山…
これはすぐに原作を読まなくちゃ。
子どものあっかんべーでなんとなく感じたこの作品のテーマ。
能の面を少し傾けるだけで現れる別の感情。更に能面の下には本物の顔。
何か見落としているのかもしれな…
神韻縹渺!
成瀬にしては珍しく何とも言われぬ不気味な作品。彼のお得意庶民(鎌倉だからちょっぴりブルジョア?)映画の姿形をとって、実は人間の心の奥底に流れる愚劣さがこれでもかというほど描かれている。原…
「めし」に続いて上原謙と原節子がまた夫婦!しかも上原謙がクズ中のクズ!愛人を作り、あまつさえ暴力を振るって喜んでいる鬼畜です。なにがそんな彼にさせてしまったのか。おそらく戦争によるPTSDだろう。復…
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