質の高い作品を発表し続けているセリーヌ・シアマ監督の長編3作目となる、パリ近郊貧困家庭黒人少女不良映画。思春期を描くという点では第1,2作目と同じだが、ほぼ黒人しか出てこない青春映画が極端に少ないと…
>>続きを読むホテルでのダンスシーンが眩しくて、でもどこか儚げでグッと来た。
みんなそれぞれに苦悩とか苦難とかあって、でもあの一瞬はそれを振り切るように思いっきり楽しんでいるようにみえて。
もちろんセリーヌシ…
この分野で卒論書いてるしさすがに前回見たときより解像度上がってて、キャラクターの振る舞いひとつひとつに、(それが事実か否かは別として)バンリュー特有の規範とか権力関係をちゃんと細かく反映させた上で作…
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面白かった。
フランスの移民系黒人少女の思春期の物語なのだけど、不良文化ってどの国もそんなに変わらないんだなと思った。
片親(それが民族的な所から来る社会での立ち位置の低さに原因があるのか)であり、…
黒人が何故暴力的で、群れて乱痴気騒ぎし、ドラッグをやるのか?その理由を一概にこれと決めつけるのは不可能であるが、この作品が提示するのは、実際に社会を生き抜く上で暴力を覚え、群れることを覚え、ドラッグ…
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やっぱり最高。
一生ついてくセリーヌ・シアマ。
監督が撮る女性達はほんとうに魅力的でかわいい。
セリーヌ監督の明⇄暗で急に奇抜な演出をするのが好きです…(今回はキスシーン)
油断して見るなと言われ…
全体的にMVとか見てる気分だった
流石にそれが長いと飽きる(青春向かない所以)
リアーナは最高すぎて泣いたが
いきなり女子アメフトは流石にカッコよすぎる溶ける
そんなかっこいい女の子たちだけど、男…
前半、兄から殴られたマリエメがベッドから無造作に手を放っていて、カメラが手の先から顔の方へとパンしていく。一呼吸おいて再び手の先の方へパンしていくとすでに同じく妹がベッドから伸ばした手が繋がれている…
>>続きを読む引っ込み思案の少女が友人との関係を深めていくシスターフッド的描写と、有害な男性性に染まっていくいたたまれなさが同居して奇妙な感覚に陥る作品。ただそういったもの身に付けざるを得なかった背景がしっかり描…
>>続きを読むこれは10代の頃に家庭環境が良くなくて、イキリ散らかした黒歴史のある女にしかわからないものがあります。
そもそもわたしは女の友情が詰まった映画に弱い。
なんでこんな風になっちゃったんだろうとか、わ…