天使が消えた街の作品情報・感想・評価

天使が消えた街2014年製作の映画)

The Face of an Ange

上映日:2015年09月05日

製作国:

上映時間:100分

2.7

あらすじ

2011年、イタリア・トスカーナ州シエナ。中世の雰囲気漂うこの美しい街は、4年前にイギリス人女子留学生が殺害された事件の話題で持ちきりだった。容疑者であるルームメイトのアメリカ人留学生ジェシカと被害者のエリザベスがどちらも若く美しい女性であり、事件の背景にはセックスやドラッグが絡んだため、地元イタリアのみならず米英のマスコミ報道が過熱化。この事件の映画化をオファーされた気鋭の監督トーマスはジャー…

2011年、イタリア・トスカーナ州シエナ。中世の雰囲気漂うこの美しい街は、4年前にイギリス人女子留学生が殺害された事件の話題で持ちきりだった。容疑者であるルームメイトのアメリカ人留学生ジェシカと被害者のエリザベスがどちらも若く美しい女性であり、事件の背景にはセックスやドラッグが絡んだため、地元イタリアのみならず米英のマスコミ報道が過熱化。この事件の映画化をオファーされた気鋭の監督トーマスはジャーナリストのシモーンと共に現地に乗り込む。事件の真偽が不確かな状況の中、創作上の迷いに苦しむトーマス。彼はシエナで出会った天真爛漫な女子学生メラニーの存在に心癒やされ、“本当に撮るべきもの”に気付き始めていく・・・。

「天使が消えた街」に投稿された感想・評価

神曲を読んだことがないのでよく分からない部分があった。
おそらく10人中8人はつまらないと判断を下しそうな映画。

確かに盛り上がりに欠けるし地味な映画だ。私自身なんとも評価が出来ない映画であった。
しかし、この映画の本質はそこではないのだろう。
エンタメとしての映画を求めるか、なんらかの訴えを映像に昇華させるのか、それとも別の何かか…
少なくともこの映画にエンタメを求める人は観るべきではない。
とても面白い映画でした。 それに、色々考えさせられました。 この映画、結論を言うと、誰がどうしたこうしたなんていうサスペンス的な要素はあんまり関係ないんです。 日本版予告編がミスリードしてるんで勘違いしてしまいそうですが、オリジナル英語版のトレーラーの方がそこらへんのニュアンスを正しく伝えてます。(なんでこうも日本の配給会社ってアホなんでしょう・・・)

ニュアンスとしては、『コッポラの胡蝶の夢』とか『裸のランチ』に近いかなあ。 でも、この映画はちゃんとブレイクダウンしてくれてるんで、観念的で解り辛い部分はまったくありません。 良質な詩情映画といったところです。 面白いのは、これ3本のマルチプル・ストーリーになっているんです。 事実の事件と、事実関係から見える架空の物語と、それと現実の自分の物語にね。 主人公の映画監督の周りはメディアの取材記者ばかりなので、事実だけを拾ってフェイクを作り上げようとしてるんですよ。 欧米メディアも今や朝日、毎日ばりにフェイク・メディアですからね。

で、主人公は真実なんて誰にも解らないだろう、私は私でフィクションとして映画を創ると決心するのですが、徐々に混乱してくるんです。 フィクションと現実の差ってのは一体なんなんだ、ってね。 これ多分、監督のマイケル・ウィンターボトム自身を投影しているんですね。 事実にアイデアを取るんだったら、映画には真実が必要だろうと記者たちが質問するんです。

“でも、映画化するなら何が事実か決めないと・・・”
“それは重要じゃない。「本当の事実や裁きは存在しない」がテーマだ。「人気」で決まるんだ”
“映画にならない”
“なるとも!”
“その夜、女の子二人に何があったのか見せないと・・・”
“それはウソと同じだ。僕が想像する「事実」だ。実際は何も知らない。まさに神なき世界での推理小説。答えのないパズルだ”

筋は通っているんですが、それが混乱の入り口になっちゃうんですね。 フェイク・メディアの免罪符にもなっちゃうだろうし・・・

とまあ、困ったまま映画は終わってしまうので、その混乱は私の問題になってしまうのでありました。 いやはや。。。
映画監督を主人公にした映画はロクなものがないような気がします。自虐的なんでしょうね。と言うか、ホントにロクでなしなのかもしれません。ということで本当は0.5点くらいです。
santasan

santasanの感想・評価

1.6

このレビューはネタバレを含みます

実話ベースと言いながらも事件の概要がなかなか見えず。映画監督が次第にジャンキーになりながら幻覚を見てウダウダと…。最後は、結局事件も映画もどうでもよくなりという展開。殺された美人女子大生と自分の娘、父親と自分を重ねて元妻と話し合うことにしたのが全てなのかな。伝ってこないよ〜。
実際に起こった事件が元らしいが、謎解き等でなく、その事件を映画にしようという映画監督の私生活に絡めて事件を描写してる感じ。美女に囲まれダニエルでずっぱり見た目美しい眼福映画だった。事件にとりつかれていく展開かと思ってたけど、ちょっと煙に巻かれた映画だった。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.0
2016/11/21鑑賞(鑑賞メーターより転載)
一時期話題になっていて容疑者の名前も頭に残っていた実在の「ペルージャ留学生殺人事件」をフォーカスした映画を撮ろうとした監督が事件の闇を知るうちに...という展開なのだが、何というか抑揚がなくひたすら退屈な映画。クスリばかりやって全然仕事しようとしない主人公の苦悩とか正直どうでもいいし、現実なのか幻覚なのかわからないような場面ばかりで結局事件の掘り下げも進んでないし。舞台となったイタリアの街並みの美しさと、それを上回るようなカーラ・デルヴィーニュ(眉毛オバケ!)の天使のような微笑みに癒されたのみ。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.4
あの2007年のペルージャ英国人留学生殺人事件を題材にした作品ゆえに、興味津々で鑑賞…映画化のために自ら現地で取材する映画監督の視点で語られる。
で、実際に事件の容疑者裁判も二転三転しており、過剰なマスコミ等、それらに同調する様な展開で…単なる大衆的なサスペンス仕立てにしたくない映画監督の苦悩が描かれるが、ある意味リアルかも。
そんな中で、天使の様な女性達が現れ、各々のやり取りが印象的だが、掴み所が無いままの余韻を残して終わるので、好き嫌いは別れるだろうが…はたして誰が天使だったのか?
Toshimi

Toshimiの感想・評価

1.9
実話の少女殺害事件をベースに作られている映画。内容がボケているから結局何が言いたかったんだろうなーと思ってしまった。映画の最後に「思い出に告ぐ」と書いてあったので、人の思い出をそのまま映像化すると飛び飛びでこんなようにボケてしまうんだろうなとも思った。

映画の中で唯一心に残ったセリフ「みんな誰が殺したかを知りたがるんだ。大事なのはその死の意味なのに。」そのとおりだと思った。
ニュースでもなんでも誰が死んで誰が殺したかしか報道しない。たまには「殺人がありましたが、この裏には素晴らしい愛のストーリーがありました」なんてニュースがあってもいいと思うのに。

内容はあまりはっきりと良いとは言えないけど、監督さんには、この頃のカーラを映像に残そうとしてくれてありがとうと言いたい。笑
若くて奔放で希望に溢れてて人を寄せ付ける魅力をすごくそのまま使っていると思う。

このレビューはネタバレを含みます

 イタリアでイギリス人女性殺人が起こって、それのノンフィクション本を原作に映画化しようとする映画監督の悩める話。

 どうやらスランプの映画監督が再起を図るための企画として実際の殺人事件を映画化しようと関係者に話を聞きに取材にやってくるところから始まり、事件のあらましを聞いていってそれの再現が流れて…と事件の真相を追いかけていくサスペンス映画のような出だしでオーソドックスな構成の映画なのかと思ってみていました。

 どんな事件で容疑者はどんな人物か、被害者はどんな人物か。事件当日のそれぞれの動きとかは説明されていきますが。果たして事件の真相はいかに? という方向にいつまで経っても話が展開していかないので、何の物語なのかをつかむまでに時間がかかって退屈に感じてしまいました。

 事件の真相というよりも主人公の映画監督の苦悩が中心に描かれ、ドラッグにおぼれての幻覚の映像とかなかなか会えない娘への思い、監督以外の映画の作り手や事件を報道するマスコミ関係者は被害者や加害者をもっとわかりやすく描いて、なんでもいいから答えをだせと言ってくるのを主人公ははねのけたり。

 そして、物語が中盤でこの映画のキーとなる少女が現れて。落ち込んだ主人公導いていく。

 殺人事件をモチーフにはしていますが、主人公の苦悩と再生、発見をしていく旅の物語なので。果たして事件の真相は何だったんだろう? と期待してしまったボクには不完全燃焼な映画でした。
YY

YYの感想・評価

1.2
何が言いたいのかさっぱりわからなかった。

ただ女優陣が美しいだけの映画。

開始15分で飽きた。

ポスターのカーラ・デルヴィーニュの売り文句が『天使のような少女』になってるけど、彼女がヴィクトリアズシークレットのエンジェルだからパクっただけだろ!
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