このレビューはネタバレを含みます
日本映画専門チャンネル放送分を
録画して鑑賞。
東京藝術大学大学院映像研究科
第八期修了制作作品
商業的作品では無いのか?
なんともシュールな世界観。
映像には引き込まれるけど
テーマが理解でき…
ある時期からの(濱口竜介以降?)日本映画の流れに棹さす一作。設定に戦争もしくは再軍備化が示されているが、それを正面から扱うわけでもない。そうした問題に触れながらも、対決することを逃げているような作風…
>>続きを読む中性的なメインビジュアルがいい。舞台設定も魅力的だが、脚本が弱く、展開力不足と感じた。といって、物語に依存しないでもいいほどの自律した画の強さも個人的には感じられず。出口の見えない閉塞感の認識は共有…
>>続きを読むなんだかとても心地の良い映画。
俳優は残らず全員良かったです。
現実と非現実が違和感なく溶け込んでいるような印象で、
なんというかショットとかワークとかの話は嫌いですが、
とにかく無駄がないというか…
全体的に声が小さい。間が長い。
最初のセリフに至るまでが長すぎて嫌な予感しかしなかった。
あと、タニちゃんのキャラクターが心底苦手だ。
そして、とりあえず…みんな早よ帰れよ!
帰りたい場所がないのは…
帰りたい家のない人たちがグダグダと工場から帰らない物語。オリンピックを控えた希望のある年にもかかわらず、挫折をしている記号的な人々が、虚ろなゴミ処理場にいる。さらには死んだ人たちまでがさまよい歩くり…
>>続きを読む©2014 東京藝術大学大学院映像研究科