陸地にての作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『陸地にて』に投稿された感想・評価

ゑぎ
3.5

 約15分のモノクロ・サイレント映画。全編科白ナシだが劇伴だけは入っている。開巻は海の波。砂浜。波打ち際に横たわる女性-マヤ・デレンに波がかかる。波を撮ったショットは逆回転も含まれているのだろうか、…

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3.5
チェス盤は男と女の暗喩らしい。確かに男がやたら出てくる映画でもある。砂を集めるアクションが印象的。
4.2
Andy StottとかDemdike Stareの音楽を付けたMADを作りたくなる
Rin
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紳士淑女が会食をする長テーブルの上を匍匐前進するマヤ・デレン。フォーマルな場で好き勝手やる、という形式の反抗表現は、わたしたちも頑張ればやってみれるという親近感とそれ故の尻込みしちゃう恐怖感が素敵だ…

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3.9

ベルイマンやブニュエルやリンチ辺りの高尚な感じを思い浮かべるのには当然至らず。
扉開けたら違う階層の世界が広がってるって『モンスターズインク』じゃん!となった。実はランドールと世界中の子供部屋を経由…

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ナラティブを断ち切り、夢や無意識の層を映像で掘り下げる実験映画。その断片性と「場所の連続が人物を通じて繋がる」構造には、私が偏愛するリンチのインランド・エンパイアを思わせるものがあった。デレンは、主…

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マヤ・デレン短編集。

海の逆再生。屋外の海辺なのに迷宮感あり。またマヤ・デレンの夢の中から出れん。

YouTubeでも見れます。
TOBIO
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「海岸に打ち寄せられ横たわるデレンの身体。流木の間を這い上がってゆくと、そこには正装をした紳士淑女たちがチェスに興じている。官能的、触覚的作品。」
(https://www.imageforum.c…

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my
4.5
映像に夢と精神世界をのせる技術が卓越してるせいで彼女の五感全て鳥肌が立つほど伝わり浮遊感すら抱く 前衛的に挑戦的に在ろうとするその姿勢が我々消費者を鼓舞させる
なお
3.5
行きて帰りし物語の典型でありつつ
ラストのネガポジ反転
海の逆再生が良き味わいをもたらす

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