
一見散漫な構成だけどしっかり収束していく技術にひれ伏す。これがデビュー作か。
目を瞑って10数える。その運に全てを託してみたいと思ったことはある。そんな気分を映画にしてくれて嬉しいし、才能への苦悩と…
編集が最高。 ナレーションが物語のだるい部分を簡潔化させてポエティックに演出し、エモーショルなシーンを相対的かつ劇的に盛り上げていく。俺の思う「カッコイイ」映画の要素が詰まっていた。
最初のモノロ…
2026年劇場観賞41本目。
ヨアキムトリアー監督長編デビュー作にして、オスロ三部作の一作目。なかなかに実験的でもある意欲作、な印象。わたしは最悪、にも通じる作風で、この時期から何やら監督らしいシグ…
ヨアキム・トリアー作品を観るのは「わたしは最悪。(Verdens verste menneske)」以来2本目。同作との出会いや同作で経験した事が余りにも強烈過ぎて、凡百の映画の体験では塗り替えられ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
冒頭
処女小説を一緒にポストに投函するふたり、ポストを挟んで立ち、投函するタイミングでカメラが投函口に寄る→投函された原稿をポストの内側から見せる
服に着いた1本の髪の毛を摘む
公園のベンチで憧…
大傑作じゃないか。1作目から私はこういう作家ですと多いに表明してるのは凄い。オープニングからジョイ・ディヴィジョンのnew dwon fadesを流しながらノルウェー国旗を掲げるデモ行進するシーンが…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
10 9 8 7 6 5 4 3 2 1…のカウントダウンはフィリップにとってお守りみたいなものだったと思う。恋に落ちる時も、挫折から這い上がる時も、希望を託すように数を数える。終盤、カーリが少し呆…
>>続きを読む【リプライズ】4.1
トリアー映画の後半って、感情の整理がつかない状態そのものを“音”で表現してる感じがある。
旋律として機能する音楽じゃなく、環境音ともノイズともつかないレイヤーが薄く鳴り続けて、…
© Spillefilmkompaniet 4 1/2