誘拐報道の作品情報・感想・評価

「誘拐報道」に投稿された感想・評価

tom

tomの感想・評価

3.8
誘拐された家族の疲弊も相当だけど犯人の家族は究極のやるせなさで街を去る一択しかない。豪華キャストの中で気になった丹波のカラオケ、志乃の扱い、突然の文太。最大のポイントは警察の出来の悪さで犯罪素人の犯人から見ても行動がバレバレだった。ルミ子のシーンは不謹慎にもついお色気を期待してしまう。ショーケンは俳優的には危険な役だった。デリケートな報道協定を遵守しながらも競争する新聞記者たちの緊張感の中でのモーレツな仕事ぶり。公衆電話と小銭はマスト。
1980年に発生した実話を元にした作品。
作ったのが読売新聞社で当時の事件に直接関わった経緯から作られているということもあり、古い映画ながら、2時間半という長い時間にも関わらずダラダラした内容でもなく、常に変化のある内容でよく作り込まれてて面白かった。

終始、警察と報道記者の動きに何やってるんだよ、とガッカリさせられるけど、最後は結局、警察の存在が重要な結果につながっている。

結局、常に街を見守ってるのは警察であって、情報を伝えるのは報道で、どちらもなかったら全て見えないところで起こってる他人事でしかないんだろなと考えさせられる面もあった。

警察や報道記者の良いところ、悪いところがうまく描かれていた。

このレビューはネタバレを含みます

実際にあった事件。

犯人と被害者家族と加害者家族
警察や報道関係者の対応がリアル。

丹波哲郎のダンシングオールナイト🎶

ポケベル時代。
めんどくさそう。
1万円札も あんなんやったんや💦

ショーケンは犯人役で熱演。
ショーケンの妻が小柳ルミ子。
2人とも滲み出る色気が半端ない。
子役が高橋かおりやった。
ラストのセリフが🥲
1982年の映画

昭和の世相が満載で
大変見応えありました。

キャストが凄い!
出てくる人出てくる人名優の
オンパレードですわ!
ショーケンの鬼気迫る表情。
その妻役の小柳ルミ子と
子供を誘拐された秋吉久美子の名演
他にも書ききれません。

若き新聞記者、この人誰だっけ?
と思ったら宅麻伸だったわ〜。

2時間たっぷり楽しみました!
Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.0
1983年1月5日、銀座文化2で鑑賞。

この映画、誘拐犯の立場から描いた珍しい作品。
従来、誘拐された側から作られた映画が多々ある中、意表をつかれる流れだった。

その誘拐犯のショーケンが好演。
誘拐という悪事以外は、普通の人、というあたりを上手く見せてくれた。
借金返済の為ならなんでもしてやる…犯人がここまで追いつめられて。
誘拐された子供の親が、必死の思いで犯人と話してるのを見ると胸が苦しくなる。
途中から犯人がわかるんだけど、その1つひとつの行動で親や家族がどうなっていくのか。犯人側の行動も見ててツラい。
タイトル『誘拐報道』の報道部分が思っていたよりも後半で詳しくあった感じ。
今よりも10歳以上若かったら、見たいと思わなかった。
実際にあった誘拐事件のドキュメンタリーを映画化。見栄っ張りはどうしようも無いね〜お金ないんなら私立いかせるのやめなさい。小柳ルミ子若い!ショーケンの良さはやっぱりわからない。
幼児誘拐事件を通して浮き彫りにされる、犯人とその家族、被害者の家族、警察及び報道関係者の姿を描く。
1980年に宝塚市で発生した誘拐事件を題材にしたドキュメント作品です。

出演は、萩原健一、小柳ルミ子、岡本富士太、秋吉久美子、宅麻伸、藤谷美和子、三波伸介、池波志乃、丹波哲郎、菅原文太、平幹二朗、なべおさみ、伊東四朗、大和田伸也、中尾彬ほか。

豪華キャスト、昭和の名優が勢揃い。そして、今は亡き俳優陣が皆若い。
事件そのものを緊張感のある演出で描いており、犯人側、被害者側、その家族、双方に感情移入しやすい。
それぞれの位置に魅力的な俳優が配置され、充分に見応えがあり、特にショーケンと秋吉久美子の存在感は凄い。
意外と言ったら失礼だが、小柳ルミ子が良い演技をしている。

傑作とは言えないが、印象に残るシーンが所々に有り、昭和の誘拐映画の面白さを十分に満たしている作品だと思います。
何の曲かは知りませんが、エンディングの曲は、いくら何でも酷すぎる。
zokoma

zokomaの感想・評価

-
封切時に鑑賞。
小柳ルミ子の熱演が評判になったが、今いちばん強烈に憶えているのはカラオケで”ダンシング・オールナイト”を熱唱する丹波哲郎と、唐突にヘリに乗って登場する菅原文太なのだった
読売新聞社会部ドキュメントが元ネタだそうだから、何らかの実話誘拐事件を題材にマスコミと警察の報道協定下での攻防戦が目玉となるかと思いきや、犯人夫婦(ショーケン&小柳ルミ子)の圧倒的存在感が際立っていてそちらは添え物になってしまった。水面下で待機しながらもスクープを狙いたい記者魂と一歩間違えれば人質の命を左右するギリギリのマスコミ担当の指揮振りはそれなりに緊迫感持って描かれているが、それ以上に犯人家族への感情移入がまさってしまう。喫茶店が人手に渡り高利手形を掴まされ、見栄張った娘の私学教育費で窮乏していき突発的無計画のまま娘の同級生を誘拐してしまうダメ男、家に金を入れない夫に愛想を尽かし造花内職でやり繰りする妻。何回も身代金受渡し場所を替えても警察の影を感じて近づけない、子供を始末することが何度も頭をよぎるが娘の姿がチラつき出来ない、そのうちにガソリン代も連絡の電話代も無くなってしまう。ドラマチックな展開を考えると犯人側の行動を示す必要あるし視点のバランスが難しい。そう考えると『天国と地獄』は改めて見事と言うほかないなあ。
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