病院の焼却炉で働く主人公。外科手術で切断した手を燃やす仕事って何?恐ろしい病院ですね。共通項は性暴力を受けた事に尽きる。主人公は深く傷付いているが故に、友人すらなく祖母が亡くなって以来会話する相手す…
>>続きを読む過去と現在の視覚的区別がないので軽く混乱すること請け合いながら、犯罪心理としてのアプローチや恋に落ちた人間の行動パターンなどが判りやすく描写されていて興味深い。ついでにポーランドの司法制度なんかも軽…
>>続きを読むストーカーおじさんの純愛。そういえば『早春』でもストーカーしてたっけ。スコリモフスキ監督がLAタイムズに掲載されていた日本の記事から発想した作品だそうです。
↓以下ネタバレ含みます
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イエジー・スコリモフスキ監督作品はこれが初対峙。キェシロフスキの『愛に関する短いフィルム』のコメント欄にて、カランさんから『早春』と併せて教えていただいた本作。『早春』から先に観たかったけど、レンタ…
>>続きを読むイエジー・スコリモフスキ監督作品…2作品目…。
祖母とふたり暮らしの独身中年男性レオン…あまりにも不器用な彼にとっては純愛…しかしその愛の暴走はとても独りよがりで偏執的…彼が好きになった女性と過ご…
主人公レオンがアンナの足に赤いペディキュアを塗り始めた時点で、観客はこれが純愛物語ではないことにはっきりと気が付くだろう。
彼はあの時強姦していたのが自分だったらよかったと思っており、犯されている彼…
タイトルとあまりにかけ離れた内容
storyは単純
多分心に問題を抱えてるであろう男の一風変わった、っていうか変質的な恋のものがたり
全く男の方に感情移入できず
あのレ⚪︎⚪︎シーンを目撃した時…
二十ウン年ぶりに撮った映画がこんなどえらい代物なんだからえらいこっちゃで。
冒頭、遠くの看護師姿のアンナを柵越しに主人公が眺める場面、ここで何かアクセントが欲しいと思ったスコリモフスキは主人公にリン…
タイトルだけ見ると(邦題は原題の直訳)、お涙頂戴の感傷的なラヴストーリーをイメージしそうだが、実際の内容は、確かに切ない話には違いないのだけども、一風変わった恋物語である
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病院で遺体…
【映像の重みと愛の不可能性】
この映画、筋書きも大事だけど、映像そのものに重みがありますね。ポーランドのさびれた風景があってこその展開だと思う。廃墟趣味に近いんじゃないかな。その中で動いているレオ…