薄氷の殺人の作品情報・感想・評価

薄氷の殺人2014年製作の映画)

Black Coal、Thin Ice/白日烟火

上映日:2015年01月10日

製作国:

上映時間:106分

ジャンル:

3.6

「薄氷の殺人」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

世界のナベアツに似た欲に逆らわない刑事と
波瑠に似た何やらワケアリ未亡人が出てくるお話

白い息、夜に映えるネオン
階段を転がっていく瓶
美味しそうな肉まん🤤
どれも絵になる

バイクそのまま乗り続ける辺りが妙に好き(笑)

未亡人を救う風でちゃんと欲も満たし
手柄を挙げて
きっと刑事に返り咲いたんでしょう
彼女のこれからの長い人生を檻の中で過ごせるようにしたお詫びなのか
おそらくラストの“白昼花火”は彼がやったんだろう

総合的には好きな部類だけど
なぜ軽快なリズムに合わせて踊らせたの!?
そこ要る!?🤣
しかもエンディングもその曲‼️笑

結局そのシーンだけが鮮烈に頭に残ってしまった😂

このレビューはネタバレを含みます

なんか殺人を犯したとは言えグイ・ルンメイの
夫婦が一番まともに見えるんですけど。

グイ・ルンメイは賠償金を払えず、その代わりに犯され続けたから仕方なく殺しちゃったわけだし夫は死んだふりをして彼女の身の回りを守っていたわけだし、むしろエロで酒飲みの元警察の
主人公やクリーニング屋のエロ親父の方が
よっぽど許せないと思ってしまうわけです。
主人公の奴なんて観覧車でグイ・ルンメイと
いいことしておいてから警察に証拠とか
出して手柄を立てるなんてただのクズ野郎
じゃないですか。

それで警察の祝賀会行ったり、ダンスホールで
踊り続けたり、街中で花火打ち上げたり。
良く行動が分からない。

なら一緒に逃げるとかさあしてやれよ。
中国だと無理なのかなあ。

鵞鳥湖の夜は、それでも最後は女性に救いが
あったじゃないですか。

ちょっとやり切れない。

中盤の「主人公の元同僚の警察官が殺されて〜主人公が車の中で寝てて〜満員バスに乗って〜食堂〜ダンスホール〜氷のアップ〜トラックから氷を出している〜トラックが止まっている所へ主人公のバイク〜バラバラ死体を運んでいる犯人を尾行する主人公」の辺りが色々端折りすぎたし、アングルも不親切で位置関係や人物が分かりづらい。まあそれが味と言えばそうかもしれないが、
初見だと理解できない人も多いのでは?
y

yの感想・評価

-
街並みといい、住民といい、天候といい、全ての条件を整えて完璧な終末感を作り出してます…

ミステリー物としては展開が二転三転あって良いけど、犯人についてはサイコ感ダダ漏れなので序盤に見当ついちゃいます。
Ken

Kenの感想・評価

3.3
映画好きなんだろうなぁというのが、画面から伝わってくる。

色、質感、ワンカットの長さ。色々なものが、こだわりなんだろうなぁと感じる。

恋愛と仕事が絡み合っていて、え、どっち?!どっち?!となった。

睡眠をたっぷりとってから見ることをオススメします。寝不足だと寝ます!笑
AKIRA

AKIRAの感想・評価

4.2
ニコラス・ウィンディング・レフンやらウォン・カーウァイ、北野映画辺り好きな人にハマるだろうな〰︎
XXXXX

XXXXXの感想・評価

4.0
ディアオ・イーナン監督のサスペンス!
ベルリン国際映画祭金熊賞、男優賞受賞作品。
工場でバラバラ死体が見つかり、連続殺人事件へと発展する。元刑事は容疑者と思われるクリーニング屋の女に惹かれていき...。

主人公は誰かと思いきや、ジャッキーの『ライジング・ドラゴン』でジャッキーのチームの一員だったリャオ・ファン!
このリャオ・ファンが、元刑事でなかなかのシェケナ!(内田裕也
駅で別れた妻を押し倒したりと性欲モンスターです。笑
グン・ルイメイの色っぽくも、なんとも幸薄いあの魅力!クリーニング屋店主の汚いおじさんに犯される場面は凄かった。

中国本土のなんとも言えない空気感がたまらない!香港とは違った独特の雰囲気です。
暑い夏にスイカを汚く食べたりと、床屋で銃撃戦になったりと画に力があります。要所で乾いたギャグがあり、クスッと笑える作りです。連続殺人がメインテーマなので、ゲロゲロな残酷描写もあります。
アイススケート場の黄色い色彩や、寒々しい寂れた街並み、場末のダンスホールの雰囲気サイコー!取り分けラストの花火シーンが良かった!場末大好きな僕にはツボりました。

今作の2人はとにかくシケたトホホな人生を歩んでいて、なんとなくツァイ・ミンリャンを思わせましたね。(ちょっとだけシェケナも
灼熱の夏から極寒の冬へ。中国本土ならではの厳冬が画面からピリピリ伝わります。最近レビューした、『鵞鳥湖の夜』よりこっちの方が断然面白かったです!
第64回ベルリン国際映画祭最優秀作品賞&最優秀男優賞W受賞作品。

登場人物たちが吐く息すら瞬時に凍りつくような、厳寒の中国の地方都市のどこか寂寞とした雰囲気は作品のテイストとマッチしているし、台湾を代表するスター女優グイ・ルンメイの抜けるように白い肌とその謎めいた美貌には、やはり目を惹きつけられるものがある。

だが、いかんせん、検閲が厳しいお国事情の中国映画。猟奇連続殺人事件の真相を追っていくストーリー展開であるのに、死体を映したり残酷描写は必ずしも必要とは思わないが、サスペンス物として欠かせないスリリングな展開も無ければ、そもそも論として犯人像は何となく察しがついてしまうのでダレる。

主演の刑事を演じた役者さんにも特に唸らされるような芝居や存在感を感じられず、何故に、ベルリン国際映画祭の最優秀賞を受賞したのか、正直、自分にはよく分からない。

終盤の寂れた観覧車内のシーンは、見せ方に色気があるし、最後にヒロインが深紅の口紅をスッと引くのは、ハッとさせらるほど美しい演出。
tiger2015

tiger2015の感想・評価

3.5
中国の映画ってこんなとこまで来てるんだと思いました。次作の鵞鳥湖もそうなんですが、日本と違い光の少ない街でも、夜の光を凄く綺麗に撮るなぁと思いました。
夜の街を美しく撮ってる映画は本当にすきなんです。

脚本は集中しとかないと分かりにくいんですが、かなり好きです。食事が美味しそう。

そして。グイ ルンメイ。この時が最も美しいです。
#映画 #movie
◯ #ディアオイーナン 脚本&監督「 #薄氷の殺人 」
◯ #グイルンメイ #リャオファン
◯第64回ベルリン国際映画祭、最優秀作品&最優秀男優賞受賞作品。
◯原題「白日焰火」は「白昼の花火」の意味。
◯新作「 #鵞鳥湖の夜 」を観る前に、2014年制作のこちらはかなり前に観たので、ヒロイン、キャストが続投してるので見直してました。
◯監督は脚本家としてのキャリアが長く、
監督としては前作と新作の間がかなり開いてるので、準備や脚本、題材選びなどに時間をかけるタイプなのかも。
◯「薄氷の殺人」は、中華圏の映画だけど、いつも観てる中華圏の映画と違い、特に台湾の映画に近い、カンフーのない、ロケーションや街並みも綺麗な所ではなく、普通の街並みを撮っているのが新鮮。
◯バラバラ殺人が起こるクライムサスペンスなのだけど、それよりもドラマ性が強い作風で、
サスペンスものとして観るよりも、薄幸そうだけど美しいヒロインの存在感と、主人公の無骨な元刑事の中年男性、
その間にも事件は起きていく。
◯ #ディアオイーナン 監督は新しい才能(監督としてのキャリアは本数がまだ少ないけど、脚本家としてのキャリアが長く、新作で作家性を確立するくらい個性がある監督と言われています。
◯「薄氷の殺人」では音楽があまり流れず(いきなりクラブ系の音楽が流れますが)、
普通の街並み、ヒロイン以外は普通の登場人物。主人公が普通のおじさんなのが人間味を感じます。決して良い人ではなく、だらし無さや、男としてのダメさも描かれます。
◯その中で、ヒロインである事件の容疑者の疑惑がある未亡人になった女性との物語。
◯雪道のイメージ。スケートの氷。
実はクライムサスペンスっぽさは薄く、
でも大人の物語、ノワールっぽさが強いです。
元刑事と、容疑者の疑いのあるヒロイン、
派手さはないのがこの映画の最大の魅力だと思ってます。
この映画、イーナン監督の語り口に惹かれる人は、ヒロインの台湾出身のグイ・ルンメイの美しさと存在感が忘れられなくなると思います。
Sinamon

Sinamonの感想・評価

3.6
白い雪景色に赤や黄色を沢山写し出し色彩描写の美しさが素晴らしい映画でした
女優さんがとても綺麗で雪を踏む音、氷の上をスケートで滑る音、凍った窓ガラスに、寂れたネオン等、中国らしさを感じる映画でした。
静かな映画ですがミステリー好きの私はとても満足する映画でした。
中国映画観たい事ない方に観て頂きたい映画です。
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