このレビューはネタバレを含みます
仕事でドイツへやってきたフランス人の男が近所の裕福な夫婦に異様な執着をする話。
彼は夫婦に成り代わることを欲するが別段嫉妬しているわけではないらしく、かといって友情を感じているわけでもない。
自分…
シャブロル映画でしか味わうことのできない感情がある
このひとはほんとうに映画が上手い…と思った
シャブロル映画の男、は、トリュフォー映画の男のように愛らしさを感じさせるでもなく、ブレッソン映画の男…
足重すぎて2024初映画館だったんやけどほんと観にきてよかった。
語り口はガチガチのヌーヴェルヴァーグなんやけどシンプルに話がくそおもろいし、比喩表現の豊かさに感服した。
言語や経済的隔たりから空…
初期シャブロルのなかではかなり洗練されてる。80分もなくて70分ちょっと。ひたすらナレーションで心情と経過を語っていくシャブロルにしては珍しい形式。ロメールばりの尾行映画。こんなに短いのに延々テーブ…
>>続きを読む滅法面白い。ジャーナリストがドイツ人作家夫婦の生活に入り込み、妻ステファーヌ・オードランのストーキングに発展していく。主観ナレーションに覗く主人公の生々しい「悪意」。湖に引きずり込まれるシーンで声が…
>>続きを読む