夫が妻の浮気写真を見た時にカクカクとサイズ違いのカットで寄っていくとか、いかにもゲリラな撮影など野心溢れるカット達に惚れ惚れしつつも、熟練の映画監督のような手堅い移動ショットなども連発していて、本当…
>>続きを読むモノローグ主体の映画は小説のように思えてしまって映画を観ている感触が乏しい。字幕を読むのに時間がかかるのもあるし、映像を観ている感覚も乏しい。『Saltburn』を観たあとだと映像的に物足りない。期…
>>続きを読む面白いけどもアルバンの一人語りが多すぎて流石にうるさかったです笑
ここまで全てにおいて蚊帳の外な主人公も珍しく、最後まで一人で盛り上がって終わるアルバンは、殺人の現場も家の外から眺めるしかなく、警…
新文芸坐シネマテーク
近づけば近づくほど自身の劣等感が大きくなっていく。
写真をめくるたびに画角が狭くなる。
シャブロル自身が、自分は客観でヒッチコックは主観と言っていたのをどこかで読んだが、今日…
ここまで行き当たりばったりな主人公も中々いない気がする。
自分の実力がない事を環境のせいにし続けて、目先の物質的な豊かさに目が眩んでどんどん深みに嵌っていき、最後は自分の劣等感に耐えられず破滅的な結…
簡潔だしオモロいしで無人島に持って行きたいシャブロルランキング1位説ある。先に新文芸坐シネマテークで観せてもらった所謂エレーヌサイクル作品群の原点的つか雛型みたいな捉え方で良いのだろうか?他人の幸福…
>>続きを読む観ている間の苛立ちと不安が最後で解放される、典型的なほどのサスペンス映画。子供じみた男が子供じみた動機で子どもじみた策略を弄する。作家の妻への身勝手なストーキングを一人称で見せていく。回りながら庭に…
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