【たかが世界の終わり】
初ドラン
27歳にして、この映像美。
ある家族の1日が、とてつもなくナーバスで重たい。
光の入り方が官能的で、
汗やタバコのけむりまでが、余韻に浸れたな。
元気な時にみない…
【見どころ】
① 緊張感のある会話劇。
② 人物の描写。
③ 繊細な演技。
④ それぞれの関係性。
【感想】
こんな家、1秒たりとも居たくない。
ルイが家を出た理由がよくわかる。僕もそうだったから…
総合的な作品としての感動とは別に、何気ない1シーン・1カット・1ショットに魅了されるのが、映画の醍醐味にはきっとある。いっぽうそれとは別に、監督の身体性のようなものが、ずっと心に残るものもあるように…
>>続きを読む©Shayne Laverdière, Sons of Manual