大学を卒業したばかりの夏。制作会社でゆるい仕事をこなすハンナは、自らの傲慢さと向き合っていく。
関わる男みんな傷付けていくハンナが大好き。
特に別れ話の空気感が絶妙!
弛緩した空気から、一瞬にし…
身も蓋もないほどのリアルな日常と小さなドラマ。
お風呂でトランペットを吹くグレタ・ガーウィグ。
全てが始まりの輝きに満ちている———山崎まどか(コラムニスト)
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去年のグレタ・ガーウィグ特集で上映された一本で、グレタ・ガーウィグが俳優として出演している。監督はジョー・スワンバーグで、ゼロ年代から始まるマンブルコア運動の中の作品でもある。これは若い中産階級の男…
>>続きを読む2007年、アメリカ、恋愛ドラマ。
先日(感想がない……)と虚無ったマンブルゴアの作品のみではフェアに欠けるかなと、マンブルコアといえばジョー・スワンバーグ監督の作品を観ておくか……ってんで鑑賞。…
性行為の無意味さと人間の孤独感というありふれたテーマについて、アメリカ的なテイストながら極めてシリアスに描いたもの。イントロとクロージングや宣伝が匂わす狭いステレオタイプには当てはまらない作り。何よ…
>>続きを読むこの脱力感… ユルさは、やっぱり「マンブルコア」ならではのもの。
と言っても、この時点で監督のジョー・スワンバーグやグレタ・ガーウィグ自身たちはどこまでそのムーブメントの息吹みたいなものを意識してい…
シカゴの制作会社でインターンとして働く大学卒業直後のハンナが次々と恋人を変えていく姿をリアルに描き出した、ジョー・スワンバーグ監督による恋愛ドラマ映画。
ハンナが3人の男性と次々に付き合うというだ…
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