サウルの息子の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『サウルの息子』に投稿された感想・評価

3.5
このテーマ見るのつらい。そしてサウル目線も見るのつらい。父にとって息子って実は娘以上に「恋人」なのかもしれない。家に帰って息子を抱きしめたくなった(実際は気持ち悪がられて殴られるかもw)。
3.7

アウシュヴィッツで特殊任務を行うゾンダーコマンドとして従事する主人公がガス室で殺された息子をユダヤ教の教義に則って埋葬しようと奔走するお話。

ホロコーストを題材にした映画で内容も本当に重たい映画。…

>>続きを読む
xavier
4.0

最期まで〈人間〉であり続けるために…
1944年10月、ハンガリー系ユダヤ人のサウルはアウシュビッツ=ビルケナウ収容所でナチスから特殊部隊"ゾンダーコマンド"に選抜され、次々と到着する同胞たちの死体…

>>続きを読む
K
4.7
とんでもないグロだが見せない!見えないのがグロい!喰らいます!
ゆい
3.8

終わってからしばらく言葉がでなかった

主人公サウルは目の前で亡くなる名前も存在も与えられない強制収容所の中で亡くなった子を息子のように思いどうにか埋葬したいと進むストーリー

カメラワークが独特で…

>>続きを読む

映画『関心領域(2023年)』がアウシュヴィッツ強制収容所の外(そと)から描(えが)いている映画なのに対して、本作は、アウシュヴィッツ強制収容所の中から描(えが)いている映画になります。

物語は、…

>>続きを読む
Juzo
4.9

カメラの距離感に圧倒された。常にサウルの顔や背中に寄り添い、画面の端では常にぼやけた惨状が進行している。観客ははっきりと見せられるのではなく、隣にいるように感じさせられる。その結果、恐怖や絶望は逆に…

>>続きを読む

ナチスドイツのホロコースト下のユダヤ人大量虐殺を描いた映画のひとつですが、ほとんどが主人公サウルの後姿のシーンばっかり。
ガス室から虫の息で戻ってきたが、ドイツ人により窒息死させられたユダヤ人の青年…

>>続きを読む

サウルの周辺がぼやかしてあることについての意見がたくさんありますが、わたしは見終わってからぼやかしてあってよかったと思いましたよ。

いろんなホロコースト映画で見られますが、目の前で同胞が殺されてい…

>>続きを読む
Toshi
4.5

アウシュビッツを舞台に、生と死、宗教をテーマにした非常に重い作品です。主人公はゾンダーコマンドと呼ばれるユダヤ人ながらも、処刑されたユダヤ人の死体処理に従事する男・サウルです。

クライマックスのサ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事