極端に限定的な視点は、物事の残酷さを想像力で無惨にも補わされる効果があり、同時に主人公の行動に肉薄させることで常に緊張感がつきまとう。物語には何一つとして希望はないが、ラストの男の笑顔から、彼だけは…
>>続きを読む途中画面で酔いそうになった。まるで自分がカポになった感覚。自分とその周りの人の命を危険に晒してまで特定の人を埋葬したい、という強い思いは日常を生きる私からしたら共感できなかった…🫠けど、後から色んな…
>>続きを読む1944年、ユダヤ人の遺体を処理する仕事をしているサウル。ある日少年の遺体が運ばれてくるがその子が自分の息子であると気づく。彼はせめて手厚く埋葬しようとするが…
ここ最近見た映画の中で断トツで緊張…
01.20.2021
05.23.2022
03.06.2024
たまに出会う、あまりにも希望がなさすぎて泣いてしまうやつ。感情が完全に枯れ切った男の目の空虚を完璧に捉えたショットの数々があまりに…
ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)アウシュヴィッツ収容所でゾンダーコマンドーとして働かされているサウルの観点から描かれている。
上映中、殆どがサウルの表情を捉えていて、爆弾や銃声などあら…
ハンガリー製作のホロコースト映画。まず主人公の顔以外ほとんど何も映らない独特なカメラワーク。その為、観ている者は音を頼りに起こっていることを想像しなければならない。ホロコースト作品なので内容は悲惨で…
>>続きを読む© 2015 Laokoon Filmgroup