今までも戦争という歴史はもちろん知っていたし凄惨さも悲しさも分かったつもりでいたけれど、本当に過酷な日々であったことを痛感した。
日常を戦争が少しずつ蝕んでいき満足な食事も休養も、はるみも右手も笑…
自分にとっての大事な人や故郷や住んでいる場所が戦火に燃やされたとしても生活を続けるしかない残酷さを思い知る。学校では戦争に関する勉強をして、日常では爆弾を落とされることが当たり前で、身近な人はあっけ…
>>続きを読むフォーククルセダーズの『悲しくてやりきれない』のカバーが流れてきて、空が映って、白いたんぽぽと黄色いたんぽぽと綿帽子、飛んでいく綿毛が流れる。この時点でもう既に心を掴まれた。
「悲しくて悲しくてとて…
能年玲奈ちゃんの演技かな。
戦で厳しい時代にこんなフワフワ喋るヤツいるか?と違和感があった。
暮らしも割と裕福で能天気で共感できなかった。絵柄も優しいからか戦争の悲惨さがない。
肝心の残酷なシーンも…
かなり期待して鑑賞。
結果、主人公の性格にイライラしてしまってだめだった。
中盤までほとんどのほほんとしてるし、小中学生が最初に観る戦争アニメとしては丁度いいんじゃないかと思った。
いい意味で悲惨な…
今のところに人生で一番好きな映画です。
アニメという媒体で、ここまで生生しさをもって戦中の暮らしや戦争の侵食してくる様相を描ききっていること。
幼少の頃いくつかの反戦アニメ映画をみせられたことが…
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会