セザール賞受賞作品。これまでにロドリゴ・ソロゴイェン監督の理想郷や、バスチャン・ブイヨンが出演するThe Night of the 12th(英題)、幻滅が受賞しています。
フランス人夫婦アントワーヌとオルガはスローライフに夢を抱き、緑豊かな山岳地帯スペイン・ガリシア地方の小さな村に移住する。 しかし、地元で生まれ育った村人たちは慢性的な貧困問題を抱えており、…
>>続きを読む舞台は19世紀前半。恐怖政治の時代が終わり、フランスは宮廷貴族が復活し、自由と享楽的な生活を謳歌していた。文学を愛し、詩人として成功を夢見る田舎の純朴な青年リュシアンは、憧れのパリに、彼を…
>>続きを読むロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配する介護人を拒否していた。そんな中、アンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受ける。だが、そ…
>>続きを読むアンソニー・ホプキンスが彼自身の名と同名、劇中で語られる生年月日まで一緒の主人公を演じる。 ものすごい余韻の残る作…
>>続きを読む冴えない高校教師マーティンとその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため実験をすることに。すると…
>>続きを読むパリ郊外に位置するモンフェルメイユ。ヴィクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」の舞台でもあるこの街も、いまや移民や低所得者が多く住む危険な犯罪地域と化していた。犯罪防止班に新しく加わること…
>>続きを読む全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギ…
>>続きを読む極端なまでの格差社会をコミカルかつショッキングに描き出し、絶賛を浴びた作品。 社会的格差をコミカルなストーリーに落とし…
>>続きを読む両親が離婚したため、母ミリアム、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。離婚調整の取り決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった。母ミ…
>>続きを読むアントワーヌはミリアムに暴力を振るい離婚となった。 2人は離婚調停の結果、アントワーヌは小学生のジュリアンの共同親権と…
>>続きを読む高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である祖母の初枝…
>>続きを読む舞台は1990年代初めのパリ。エイズの感染による差別や不当な扱いに抗議し、政府や製薬会社などへ変革に挑んだ実在の団体「ACT UP」の活動を通して、若者たちの恋と人生の輝きを描く。ACT …
>>続きを読む一流企業で働くボリスと美容院を経営するイニヤの夫婦。二人はそれぞれ、別にパートナーがおり、一刻も早く別れて新しい人生をスタートさせたいと思っている。問題は12歳の一人息子アレクセイのことだ…
>>続きを読むゲーム会社でCEOとして働くミシェル(イザベル・ユペール)は、ある日自宅で覆面を被った男に襲われる。自分のペースを崩さず日常生活を送るミシェルだったが、襲われた記憶がフラッシュバックし彼女…
>>続きを読むイギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするダニエルだったが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援…
>>続きを読む再鑑賞。イギリスの複雑な社会制度の壁に立ち向かった貧困層の人々の奮闘を描いた物語。心臓病を患い仕事が出来ず金欠状態にあ…
>>続きを読むかつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の日々を送る俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、復活をかけてブロードウェイの舞台に立とうとしてい…
>>続きを読む一般ウケはしないだろうけど玄人好みと言うかこういった世界観や雰囲気が好きな人にはハマるだろうと思えた。評価そこそこ低い…
>>続きを読む西アフリカ・マリ共和国のティンブクトゥ。この世界遺産にも登録された美しい古都からほど近いニジェール川のほとりの砂丘地帯で、少女トヤは、父キダン、母のサティマ、牛飼いの孤児イサンとつつましく…
>>続きを読む2015年、架空のカナダで起こった、現実——。 とある世界のカナダでは、2015年の連邦選挙で新政権が成立。2ヶ月後、内閣はS18法案を可決する。公共医療政策の改正が目的である。中でも特に…
>>続きを読むエレガントなママに憧れ、女の子っぽく育ったギヨーム・ガリエンヌ。男らしくさせたいパパに無理やり入れられた男子校ではイジメられ、転校先のイギリスでは男子生徒に大失恋。うまくいかない人生に疑問…
>>続きを読む人生ベストで好きな映画は「プルートで朝食を」なんですが、何だかそれに似た匂いのする素敵な映画だった。映画館で観てたらプ…
>>続きを読む性格も好みも違うエリーズとディディエ。エリーズは、信仰心のあつい現実主義者。タトゥー・デザイナーで、店を開いている。自分自身の体にも様々な芸術的なタトゥーを彫り込んでいた。ディディエは、自…
>>続きを読むベン・アフレック製作・監督・主演を務めるサスペンス・ドラマ。1979年にイランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件と、その裏で実行された救出作戦を描く。第85回アカデミー賞で作品賞、脚色…
>>続きを読む【CIA全面協力のSF映画『アルゴ」見てみたかった!笑】 2012年テヘランのアメリカ大使館占拠人質事件を解決した裏…
>>続きを読む1927年、ハリウッド。サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、彼に憧れる女優の卵ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会い、自身の主演作でエキストラの役を…
>>続きを読むベルリン国際映画祭で主要3部門独占、アカデミー賞では外国語映画賞など世界で多数の映画賞を受賞した人間ドラマ。愛する者を守るための秘密や嘘が2組の家族の人生を翻弄してゆく様を、強く静かに描き…
>>続きを読むFacebookの創設者マーク・ザッカーバーグの葛藤を描く、『セブン』 のデヴィッド・フィンチャー監督作。ハーバード大学に通うマークは女の子に振られたことが発端でSNSを作る。それが巨大サ…
>>続きを読む傷害罪で刑務所に送られたアラブ系の青年マリク。そこでは、様々な民族や宗教のグループが対立し、勢力争いを繰り広げていた。ある囚人の殺害を実行したマリクは、最大勢力のコルシカ・マフィアに迎えら…
>>続きを読む刑務所を仕切るコルシカギャングのボス役ニエル・アレストリュプの演技は存在感があった。血走った目つきはリアリティがあるし…
>>続きを読むクリント・イーストウッド監督・主演のヒューマン・ドラマ。朝鮮戦争の従軍を経験し、今は孤独に暮らす気難しい元軍人の男が、近隣に引っ越してきたアジア系移民の家族と交流することで、心の変化が訪れ…
>>続きを読む公開当時、イーストウッドの「俳優引退作」と喧伝され、それを真に受け、劇場に勇んで馳せ参じたのが、今となってはちょいと恥…
>>続きを読む2008年度のセザール賞では7部門を制したという、フランスの女性画家セラフィーヌ・ルイの生涯を描いた映画。 …
>>続きを読むアカデミー外国語映画賞の本命と言われながら、その政治的メッセージ色が嫌われたのか土壇場で『おくりびと』に受賞をかっさら…
>>続きを読む第79回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品。1984年の東ドイツが舞台。反体制の疑いがある劇作家・ドライマンとその同棲相手を監視していたヴィースラー大尉が、次第に彼らの世界に魅了されて…
>>続きを読む1921年第一次世界大戦直後のイギリス中部の村。戦争で下半身不随となったクリフォード・チャタレー卿と暮らす妻のコンスタンスは、夫と体の触れ合いも心の結びつきもなく息のつまる生活を送っていた…
>>続きを読むアカデミー賞4部門ノミネートのロードムービー。全米美少女コンテストで地区代表に選ばれた9歳のオリーブは家族のミニバスで会場を目指すが、同行するのは問題だらけの家族たち。道中で起こるいざこざ…
>>続きを読む