アンナの出会いの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『アンナの出会い』に投稿された感想・評価

YJR
4.0
どこが良い!はハッキリとは認識して言語化出来ていない。ただ、作中の建物や家具が持つ時代の雰囲気が何とも言えない。
そして、淡々と進むアンナの人との出会いがスッと入ってくる。
4.2

シャンタル・アケルマン監督

ファーストカットの駅の長回し、私はひとり、電話ボックスに入る

どこにいっても付き纏うのは、空虚さよ、出会って別れてまた出会う。ベッド脇にみる白い体が美しくて寂しい。隣…

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死因
3.0
ファーストショット(行)も良いが、青い照明に照らされるステーションのショットに痺れる。
nuj8mc
-

母娘のピロートークがあったと思い出して。懐かしい冷たい温度。室内にふつうに女の裸がある状態を撮るのがほんとうにうまい。というか裸で(別にそれに殊更意味はない)室内を動き回るときってこんな感じだよなぁ…

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正直言ってここまで「寂しい映画」に出会ったことは今までなかった。
とりあえずシャンタル・アケルマン初期作品Blu-rayBOX収録作品は三作観たけど、映画作家としての我の出し様、その解放度合いは一番…

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Tac
4.5
ファーストショットが2時間続いたとしても、僕はこの映画を見続けたい。
そう思うほどに、多くのショットが魅惑的だった。
悠
4.0

溶けていく私的空間
他人のそれと混ざり合い、完全に居場所をなくし、かといって共有もできない哀れな現代女性を描いた秀作。
アケルマンの素晴らしいところは、例えばゴダールのような省略による時の魔法で…

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4.5

自分が他人の孤独や淋しさの穴埋めであることの虚しさ。話を聞くという思想と欲望の一方通行。アンナは"Oui"としか返さない。"女は結婚して子どもを生まなきゃダメ"。会話は時間を消費するだけの手段に成り…

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目黒シネマ
シャンタル・アケルマン映画祭

感想書くの忘れてた。
最後の留守電のシーン、知人は多いけど親密な人は少ないことを示唆してるみたいだった。
出会う知人たちも同じく。
Os
-

タイトル通り、3日間の間に人との出会いと別れを繰り返して、ドラマチックな期待しつつも言ってしまえば何も起こらない。いや、でも実際は視認できない何が確実に画面の上では起こっている様な。
リアルな時間の…

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