このレビューはネタバレを含みます
不安定な環境に置かれた子供。
親は、子供を無視したり、何かから逃げている最中に子供を見捨てたり、子供がベッドで何かを切って食べているシーンで一切笑顔を見せない。慰めや抱擁を求めようとしても無関心を貫…
終始、何を観ているんだろう、という感覚
白と黒のコントラストの強さ、イメージの持つ力に圧倒される
室内ショットの閉塞感であったり、感情変化と連動する横移動であったり、夫婦と子どもの関係性であった…
フィリップ・ガレルのサイレント中編。明確なストーリーを結ばず、ドイツ印象主義的なイメージが連鎖する。懐中電灯を照明に用いて撮影されたコントラストの効いた夜の場面の強烈な印象はまるでムルナウの吸血鬼の…
>>続きを読むフィリップ・ガレルの最初期作
Zanzibar Groupという芸術家集団に属していた際に撮られたサイレント映画
明らかなストーリーは存在せず、断片的なイメージの連続で構成されます。愛という主題や…