さようならの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

人類＝獣、人間＝アンドロイド
だとしたら、今はどちらもいるから厄介なのかもしれないと思った。


アンドロイド初登場の見せ方。好き。
横切るってやっぱりすごいインパクトだし、映像にしかできない興味の…

始まってすぐ主人公のビジュアルと声の美しさと世界観が気に入り、すっと入り込めた。
お話を自分の身に置き換えたらとても悲しいのだけど、はかなげな白人の女性の佇まいとアンドロイドの詩がおとぎ話のようで、…

原子力発電所の事故による放射能汚染で海外へ避難しなければならなくなるが、主人公にはその順番を待つ間弱って行き……という作品でした。

SFではありますが完全に今の風刺、今見るべき作品だと思います。
…

アンドロイド？の女の人も、その持ち主のヒロインも不気味。見慣れない画角と長々と回す独特のカメラワークが苦手だった。
アフリカって叫びながら走り回る村上虹郎くんだけが癒し。あのカップル本当に結婚する気…

もうなんだか
見ながらいろんな事を考えてしまう作品。

実際、こんな風に国内に逃げ場が
無くなるような事は起こらない…
なんて誰にも言い切れない現代では
妙に胸に迫って来るものがあった。

人間と非…

なんだか平田オリザより藤田貴大を感じた。
基本的に家でのシーンがほとんどだが、時間が過ぎていくさまや外の景色や起きていることが壮大な分、映画よりやはり演劇の方が楽しめそうだなという感じだった。
谷川…

『さようなら』退廃した自然の中でアンドロイドと共に暮らす難民の女。限り有る者と限り無き物…その対話は次第に哲学的問答へと変移。ラストは朽ち逝く裸体と咲き誇る花々に息を飲む。２時間弱の映画に悠久の時の…