ヤン・シュヴァンクマイエルの初期の短編。8分半。
これはすごいですねー。3時間ごとに付属の蛇口から白黒の石を吐き出すっていう魔法の時計が意思なき主人公。この設定は謎なんですけどそんなことはどうでもよ…
最初は普通に綺麗な鍋(?)だったのに時間の経過につれてすごい朽ちていって、時計はただひたすら何周もするだけなんだけど、その鍋が朽ちるのにどれほどの時間を要したのか、どんどん蓄積されていく石が物語って…
>>続きを読むえ・・・わずか9分の石のアニメーションに人類の縮図を見た。なんすかこれは。
時計というアイテムが心底ニクいし、有限の時と増えていく石と時が来た瞬間の無常さがハンパない。
規則的な展開が少しずつ多様…