ジャバウォッキーの作品情報・感想・評価

ジャバウォッキー1971年製作の映画)

ZVAHLAV ANEB SATICKY SLAMENEHO HUBERTA

製作国:

上映時間:14分

3.7

「ジャバウォッキー」に投稿された感想・評価

シュヴァンクマイエルの真骨頂は短篇の方が味わえるのが多いと思う。
長編は実写とストップモーションアニメの混在が多いが、今作はほぼストップモーションアニメだけで構成されてるもんな。それだけに見応えが凄いある。

しっかし、タイトルのジャバウォッキーは冒頭の詩だけ。中身からはジャバウォッキーらしさは何も無いな(笑)
強いて言えば、陶器の少女の置物が兵隊人形を大勢倒すやつがそれに値するのかな?
でも詩の内容と映像も、どう見てもリンクしてない箇所が多い。それとも解釈を重ねると読み解けるのかしら?
長編のアリスは案外と原作のニュアンスを残してたのにね。

セーラールックの子供服が独自で動き回り、人形をグツグツ煮込み人形が食べ、部屋の中で木々が育ち成った身が腐り落ちてウジが溢れる。
凄い禍々しい。圧倒的な死の臭い。

一方で場面転換には、絵が描かれたブロックを破壊する猫と迷路が必ず現れる。いわゆる“ブリッジ”ってやつだね。場面と場面の橋渡し。
こういう所はテンドンの笑いにもなってて、なんかシュールで可笑しい。

シュヴァンクマイエル密度はメチャクチャ濃い。見慣れない人には受け付けないだろうなぁ。
子どもの頃に、家にあるもので適当にままごとしたみたいな感じ。
汚かったり残酷なことも、幼い心には全部おもしろいことだったなーと思い出します。
つみきの迷路をいちいち壊しにくる黒猫が素っぽくてかわいい。

ところでジャバウォッキーって、冒頭で朗読する詩のタイトルかな?調べると鏡の国のアリスの中でアリスが読んでいたとかなんとか。
ここはアリスの部屋なのかな。

シネフィルイマジカ時代、シュヴァンクマイエル短編集より
愉快な人形劇。
一回目の迷路の後の場面では人形なのにひどく植物的であったし、ナイフが暴れ回っていると思ったら自分まで傷付けちゃうしで表現が豊か。
二度目に迷路を解いてる時点でまたネコが邪魔するんだなとニヤニヤ。してやった顔が憎たらしい。演技うまい。最後は迷路ゴールしちゃうんだと思いきやネコちゃん檻に閉じ込められてるみたいね。
モノで何かを模倣してるわけだけど、「らしさ」を表現できているのがすごい。
そしてテンポがとても良い。作業用映像にも良さそうなのでDVD探して買った。
まぁあんま作業なんてしないけど。おわり
よしだ

よしだの感想・評価

3.5
親の不在の間に解放された、子供の空想の冒険譚を描いた作品だね。
シャツは子供、子供の遊びだから子供によって人形たちはみんな操られているわけだ。
猫は冒険を邪魔する怪物だし、多分肖像画の人が悪の親玉。最後は悪の親玉を倒して食べられた人々を助けるけど、親父が帰ってきて怒られておしまい。
イメージだけでそういうものを表現しちゃえるのがこの監督のすごさだと思う。
hoshika

hoshikaの感想・評価

-
子供にみせれるかギリギリなブラックユーモア、、
りんごとか食べなくなりそう

17.5.18
ramu

ramuの感想・評価

3.3
お尻ペチペチ
お尻ドラムから始まる無心で観られる14分間。

迷路を間違えると毎回黒猫が猫パンチしにくるところと、計算が書かれたメモ用紙で折り紙するシーンが好き。
これのgifがtumblrにしょっちゅう流れてくるのが気になって...

ファンタジーとグロテスクの融合がクセになる
それなりに不快なのにずっと見てられるのが不思議

これ好きな人には、Digitalismというアーチストの『Falling』って曲のMVがオススメ
すー

すーの感想・評価

3.3
間違えたところで黒猫によりまた最初から。同じ監督の他の作品も沢山観たい。
『アリス』『オテサーネク』は昔に見たヤン・シュヴァンクマイエルの短編集。この人のコマ撮り映像作品ってそこはなとない教育テレビ感があるんだよなあ。教育テレビのクレイアニメを究極に狂わせた感じ。
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