犬猿の仲の大佐と軍医のコンビが率いる騎兵隊を描いた異色の西部劇。いわゆる行軍というシンプルな筋書きではあるが、対立関係にあるのが単に上官と部下という構図に、部下が軍医という非戦闘員であるところが面白…
>>続きを読むアメリカ南部が好きなんだろうなと思わせるような場面をいくつも撮ってきたジョンフォードが、北軍の騎兵隊を扱う映画を撮ったということで、北軍の快進撃がどう描かれるのかと思ったら、南軍を代表するようなかた…
>>続きを読む開始1秒でジョン・フォードと分かる隊列の俯瞰(地平線の下にクレジットが出る)に興奮する。ミニマルな南北戦争というべき市街戦、治療シーンの目線を合わせない切り返しなどは正にフォード。
しかし出産をオ…
南北戦争中、北軍の指揮官マーロウ大佐(ジョン・ウェイン)と軍医ケンドール少佐は何かと方針がぶつかる。そこには過去の悲しい出来事が影響していた。
これまで観た南北戦争の映画での北軍の行った破壊、略奪、…
ジョン・ウェインの軍服姿が言うに及ばずかっこいい
ただジョン・ウェインとウィリアム・ホールデンの2大スターの共演という以上には見どころもあまり見つけられなかった
マーローの騎兵隊の侵攻の正当性は理…
フィナーレのエピソードを敢えて撮らなかった、いや、まったくその気にならなかっな晩年のフォードの、平たく言うと大失態だった、作品。
“最後の西部劇作り”の皮切りとなった本作。落ち着いた演出をしたい年…
どこが名画なんだか。第一に、役者陣の設定、演技に侘び寂びがない。魅力がない。ない。絶対ない。ジョンみたいに、乱暴で、部下の扱いがぞんざいで、死に寄り添えない上司はいらん。当時はかっこいい!て事がウリ…
>>続きを読む途中までは面白かったが、ハンナ・ハンターを捕らえてから話の方向性が少しブレた印象を受ける。
残り30分くらいからの展開は、特に士官学校生の描写はコメディなの?と思うくらい転換されて違和感が残る。
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久し振りに「騎兵隊」を観た。既に国内盤Blu-rayを持っているのだが、今回は4Kレストア版であり、且つ懐かしのTV放映時の日本語吹替音声が2種類〔TBSで放映された「名作洋画ノーカット10週」版:…
>>続きを読むほとんどキスシーンな最終盤のバンダナを外すシーンの美しさたるや!
その後の橋の爆破の迫力と物悲しさ!
素晴らしいショットに満ちているが、一番印象的なのは自分語りをした後グラスを思い切り割るジョンウェ…