「“給料”なんかがあるから賃金奴隷が生まれるんだ。君らには自由でいてほしい。カネのことは考えるな!どうせもらえないんだから」
フロリダのマイアミビーチでホテル経営に勤しむ中年の男。部下たちから賃金…
音楽がアーヴィング・バーリン。超大物ですね。
マルクスブラザーズの、スクリーンデビウ作。チコとハーポが登場してからは、特にハーポの傍若無人ぶりが凄まじく、ハンカチや腕時計やネクタイを、繰り返し繰り返…
ドラマ部分はまったくどうでもいいって感じで入り込めず、そこだけ見れば凡作。ギャグもグルーチョの喋り芸はまだそこまで冴えてないように思うが、チコとハーポの悪ノリはこの時点で既に最高。後の傑作群への助走…
>>続きを読むかなりヴォードヴィル味を帯びているが、この荒唐無稽さがシュルレアリスト達を熱狂させるのだから面白い。マシンガントークとイタリア訛りの不均衡(ここが日本人には伝わらない)を唖のフィジカル芸が破壊するカ…
>>続きを読むマルクス兄弟初長編主演作です。
トーキー映画が始まったばかりの時代なので、歌と踊りが必要以上に入っているミュージカルコメディです。
マイアミのビーチのホテルを巡る騒動が描かれます。
英語のダジャレや…
リゾート地の三流ホテルを経営している男が、富豪がもたらした高級ネックレスの強奪作戦に巻き込まれてしまう。戦前戦後のハリウッド喜劇を牽引したグループ、マルクス兄弟の長編第1作目。
グルーチョがホテル…
マルクス兄弟フィルモグラフィNo.1。
2年ほど続いたボードヴィルの舞台『ココナッツ』の映画版。
ステージをそのまんま映画に移行してるから"映画"って感じでも無い。
ココナッツ・ビーチを舞台に、…
マルクス兄弟の映画第一作。マルクス兄弟の芸はお腹いっぱい堪能できるんだけど、ひとつひとつのギャグの尺が長いのと冗長なカットが多いのでちょっと見るのに疲れてしまう。まあ舞台の映画化ということなので仕方…
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