風変わりで、とってもおもしろい。天才的。「プロの失業者」という発想がラディカル(本作の野心的な試みの重要性をまだ半分も理解できてないとおもうけど・・・)。逸脱につぐ逸脱。語りを脱臼させる。それでもシ…
>>続きを読む男女が布団の上での運動を挟んでから愛し合う古典的な目配せであったり、ペンを買うのに無駄な不必要な作業のための断片的画面連鎖だったりと大文字の映画史への謝辞もさることながら、ムレの社会と人間を見通す聡…
>>続きを読む失業という悲劇の喜劇化。きついアイロニー満載。そうしたくなる状況があったことは何となく分かる。だが、自分の周囲の現状を察するに、そんなものはこの映画のように笑い飛ばしたいところだが、今ひとつ乗り切れ…
>>続きを読む登山家の方がフルハウスに出てるデイブクーリエにしか見えなくて最初集中できなかった
きっと面白いんだろうなぁと最後まで思い続けたけど、ハマりきれなくて、合わなかっただけなのに、謎の疎外感を感じた
草…
『カップルの解剖学』リュック・ムレ監督作品。若手の挑戦的な映画に与えられるジャン・ヴィゴ賞を受賞した。
なかなか面白い。主に二人の失業者を描きつつ、彼らが不運な出会いをするまでをオフビートに描いて…
1980年代のフランスを舞台に、安定した職で銀行員を突然解雇されて失業者になった男性と、職業斡旋所で働く女性と彼女が恋した失業者の男性を通じて、働くことの価値と制度の不条理を風刺的ユーモアで描き出し…
>>続きを読む劇場で爆寝したので家で見返したらめちゃくちゃ面白くてなのに私は爆寝したのかと絶望的な気持ちになった。何を隠そう私も過去に2度ほど失業保険の給付を受けているし、内一度はかなり確信犯でとりあえず1年働き…
>>続きを読むジャガイモ回収,レジ,スタンプ,タイムカード,銀行員,ローン希望者.面談,現場作業員,旅行小切手,老人鉢合わせ,面接,演出家話,盛り上がり,後続待ち,サイン頼まれ,職安,震え老人仕事見つかり,採用担…
>>続きを読む面白かった。
なんだか嘘みたいな、子供が考えたような会話とカウリスマキ系のシンプルながら可愛いセットで邪魔なものが一切ない作りで観ていて楽しくなる。
意味のなさそうな労働がたくさんあったのがおもし…
緩いユーモアのヘタウマビートで最後までいくのかと思ったら、終盤グッとテンポが上がってタイトになるのが面白かったです。
小さなシトロエンで森まで行って、青い机と椅子を置いて書類仕事をするシーンが好きで…
©DR