定めなき女の日々の作品情報・感想・評価

定めなき女の日々1974年製作の映画)

GELEGEN HEITSARBEIT EINER SKLAVIN

製作国:

上映時間:92分

3.9

「定めなき女の日々」に投稿された感想・評価

Risa

Risaの感想・評価

4.0
3人の子を持つ若い女性が主人公のコメディ。
前半は家族に尽くす日々、後半は政治に目覚めて活動家に。面白いけれど、こういうズレた人いる(笑)と思う自分が嫌になる。
第142回 エスパス ビブリオ 文明講座 現代ドイツ映画入門篇(1/20)にて鑑賞。
「定めなき女の日々」完全版上映と渋谷哲也氏の講演。
解説を聞くことで、フィクション、ドキュメンタリー、他の映画、版画などが自在にコラージュされたこの作品を混乱せずに楽しめました。
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.0
昨年のアテネ・フランセでの特集上映では『感情の力』『秋のドイツ』しか見れなかったので今回の再上映嬉しかった。
主人公の堕胎医ロスヴィータが行う堕胎手術を淡々とクリアに映すシーンはかなり衝撃的。
しかし、イヤな感じの神経攻撃してくるタイプの映画ではない。クルーゲ監督のコラージュ手法は情報量がとても多くて自分は理解が追いつかないけど、本作はストーリーが分かりやすくヘンな選曲もポイントでとても面白かった。
面白い。 シャブロルの『主婦マリー~』同様、失業中の夫を含む家族を養うため堕胎医になった女が、本作では政治にめざめ、社会活動に夢中になる。そのせいで、ようやく職を得た夫がクビになるっていうこのシニカルさ。でも全然暗くない。むしろ笑える。
この映画では、社会的活動に目覚めた主役の妻が、仕事仲間の主婦と、知ったばかりのにわかな知識で、毎年交通事故で子供が1000人死んでいる事実を新聞の一面記事にしろなどと、新聞社に詰め寄るシーンなどが、すごくイタいのだけど笑っちゃう。