ケン・ローチの初期作品。
イギリスのとある炭鉱に皇太子が視察訪問することとなり、経営者側は体裁を繕おうと躍起になる。
ならこちらの待遇を改善しろよと冷ややかな視線を送る一部の労働者だが、悪態を吐い…
70年代のテレビ用に作られた映像というだけあって画質は粗いけどそれがまたノスタルジックでもあり心地よい。時折、くすりと笑えるシーンはあるが静かに淡々と進むなかで、真っ暗な炭鉱内でが爆発が起こるシーン…
>>続きを読む南ヨークシャーの炭鉱町を舞台にした2部作の1作目。
本作では南ヨークシャーにあるミルトン炭鉱に皇太子が視察に来る、ということでてんやわんやになる炭鉱をコミカルに描いた映画だが、そのてんやわんやという…
一部はけっこううとうと。
小ギャグがけっこう多かったけど飛行機到着風のかつら抑えがいちばんうけた。
あと喋らせたらクソを必ず含んでしまうおじいちゃん。
結局釣りに行ったぼっちゃん。
途中休憩が何分…
炭鉱の仕事は個人的に妙に惹かれるところがある。かなり危険な仕事で、死ととなりあわせなのに、男たちは顔を真っ黒にして、鉱山の中で休み時間には弁当を食べながらくだらない話をする。うまく言えないが、労働と…
>>続きを読むケンローチ監督作品の原点を見たように思います。
炭鉱で働くとは、炭鉱町で暮らすというのがどういうことなのかというのが、その温度感のままで描かれている作品でした。
ここでいう温度感というのは、第一部…
©Journeyman Pictures