6月6日に亡くなったキラ・ムラトヴァを偲んで。
夫が死んだ悲しみに暮れて暴走する女をセピア調の画面で撮ってて良いな……と思って見ていたら唐突に劇中劇だということが明かされてまず驚く。(でも劇中で不…
1989年のロシアの作品だから何かしらドグマに着地するだろう、と予想していたら、リンクレイター『スラッカー』を先取りするような虚無感と無気力へ。Xジェネレーションへの余りに早い言及か。話し手の身の上…
>>続きを読む前半の劇中劇がめちゃくちゃ好き。夫の死で取り乱した女が、葬式で談笑している人を見て決定的にぶっ壊れて、どんどん暴走する展開が最高すぎる。ものすごくクレイジーなのに、作り手の感性に共鳴するものをかなり…
>>続きを読む観てるこっちが無気力になる2時間半だった。正直、かなり辛い。
夫の死を機に狂っていくオバサンの姿を延々と見せられて、「ああ、ソ連にもジーナ・ローランズみたいなスゴいオバサンがいたんやなあ」と感心し…